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魅力的な街 博多
よか都市ですばい ここは・・
少し 後ろ髪を引かれる 思いで この街を後にした
新幹線に乗る事 1時間
この駅で下車した
広島駅
何故この街に来たか?
それは 来たことないから・・
印象は よく整備された綺麗な街
ノスタルジーな路面電車もなかなか いい
やはり
広島といえば
そう
これ
広島フォーク村
はあ? そんなもん 知るか ボケ
・・ですか
m(_ _)m 失礼しました
(中学校時代、拓郎ファンだった 当時の私は この村は憧れであった)
まあ、広島ときたら・・
あそこへ行かなくては
ということで、あの世界的に有名な場所に向かう
歩いても行けるが、路面電車に乗ってみる
到着
世界遺産 原爆ドーム
写真では何度も見ていたが、近くで眺めると
けっこう 迫力がある
この 真上 で爆発したおかげで 奇跡的に倒壊を免れたという
原爆資料館に寄って 平和である事に感謝し
じゃらんの当日予約していた宿に徒歩で向かった
ホテル28広島
料金は
税込 3000円 と 激安
カプセルより安いし 漫喫だって12時間以上長居たらその位する
部屋はトイレもないし、お世辞にも綺麗とは言い難いが
値段を考えれば じゅうぶん
大浴場で汗を流して、街へ出た
ホテルの廻りは飲食店が多く、昨夜に引き続き
何処に入ろうか迷う
だが、やはり 広島へ来たら これを食わねば
と、看板を見て とあるビルの2階へ上がった
お好み焼き
八昌 さん
事前情報を得ずに この店を見つけて入ったのだが、地元ではそこそこ有名な店らしく
早い時間からけっこう賑わっていた
ネギをどっさり乗せたやつを注文してみる
本場 広島で食う お好み焼きは格別
この日は 、はしごして ちょっと雰囲気の良さげなバーでも行こか
などと 考えていたが、腹一杯になったら、あまり飲む気にもなれず
結局、ホテルに戻り すぐに眠ってしまった
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翌日、コンビニ飯で朝食を済ませて、ホテルをチェックアウト
今日は、広島駅から鈍行列車に乗り のんびり旅してみたいと思う
広島 も いい街だった
飲み屋多いし・・
(ずっと住んでもいい)
(実際に乗った電車と違います)
どこ行くか明確に決めて無かったがとりあえず 瀬戸内を岡山方面へ
ゴトゴトとゆっくり電車が進む
車窓からは 瀬戸内の美しい島々
そうそう、こんな旅をしてみたかったのだ
呉駅 に着いたので ちょっと降りてみるか、という気になり
途中下車
広島県 呉 を舞台にした物語
といえば、
やはり
これですかな
出演してた 役者さんも けっこう亡くなってしまいましたな
最近だと
こんなのも ありますな
これ
いい作品でしたな これは・・
ただ、ここで下車する観光客は
大和ミュージアムというのがあるらしく、そこがお目当のようで
皆、そこに向かって歩いていくので 私も 皆の後に付いていった
10分程歩くと海に出た
戦前、戦中と 多くの戦艦が ここで作られていたのであろう
大きな 潜水艦が出迎えてくれる
入場券を買って ミュージアム館内に入る
今日は月曜日で平日なのだが、けっこうな賑わいだった
戦艦大和のミニチュア
こういうの 好きな方には たまらんのでしょう
あまり詳しくない私でも これは零戦 と分かった
隣接するレストランで 海軍カレー なるものを食うてみるか・・
とも 思うが まだ 時間が早いので、再び呉駅から電車に乗った
車窓からは 引き続き 瀬戸内海の のどかな景色
何本か電車を乗り継ぎ
以前から興味があった街であった
尾道で下車した
一瞬、昭和にタイムスリップしたか・・と
そんな印象の街だった
古いアーケード街と路地
レトロな映画館と店舗
瀬戸内海に面し、すぐ目の前に島があり 独特な風景
そこへの渡し船が 運行してた
いいですな・・ひじょうに雰囲気のある街
懐古調が好きな人にはたまらんでしょうな
時刻は13時を過ぎていた
どうりで 腹が 減った筈だ
さて、何を食うか?
やはり 尾道 と言えば
尾道ラーメン ということで ラーメン屋を捜したのだが
皆、考えることは 同じなのか
ラーメン屋がどこもかしこも とにかく 混んでいる
平日でこうなのだから、土日は凄いことになっているのではなかろうか
私は飯食うのにわざわざ並ぶのは嫌いなたちなので
「海の見える店」 という うたい文句に惹かれ
このレトロな喫茶店に入ってみようと思った
食事喫茶
よたろう さん
店の入口はちょっと奥まった場所
店に入ると、主人らしき人が
(よたろうさんか?)
眺めがいい席へどうぞ 、と更に奥へ招いてくれた
が しかし
海はなんとか見えるが ユンボがとても邪魔
メニュを開き、
何を食うか と 考える
昭和っぽい雰囲気から
ナポリタンとかピラフだとか
そんなメニューを想像していたが、なんのなんの
定食系がけっこう充実している
よし まずは ビールだ
真昼間から飲む 海辺の食堂でのビールは旨しだ
こういう喫茶系の店はつきだしに柿ピーとか出したりしてくれる
メインが出るまでにそれをつまみながら飲むのもおつなもんだ
来る途中 車窓から瀬戸内のカキ養殖を何度も見ていた
ということで カキ腹 となっていたかどうかわからないが
カキフライ定食 を注文した
やがて
料理が運ばれてきて思う
じじいには 量が多すぎですぞ ご主人・・
小鉢にひじきがぎゅうぎゅうに詰めてある
よっぽど 大量に作ってしまったのか?
飯も大盛りというか てんこ盛
隣のテーブルのオババにも てんこ盛だったので、誰にでも容赦はないのだろう
私は根っからの貧乏性、残すのはもったい 性分なので
こういうのにはプレッシャーとなってしまう
しかし・・
わしわしと喰らい 完食した
けっこうまだまだ いけるもんだ
それと、こういう観光地の怪しい食堂って 味は ちょっと・・
てのが多いが、この店は基本がしっかりしており、味噌汁もひじきも旨く
少し驚いた
それから また電車に乗り 東へ
3時間程電車に揺られ
姫路駅 に到着した
この駅に降りるのも 久しぶりだが、小倉と同じく駅前がモダンになっていた
ネット予約してあった ビジネスホテルに向かう
ホテル リブマックスpremium さん
ここのホテルは凄い
サウナ付 温泉大浴場があるうえに
部屋にもシャワー、内装は綺麗だし、電子レンジ、冷蔵庫、ポット、コーヒー 、ミネラルウォーター
ベッドもセミダブル 枕も2つ で
おなごも連れ込めるではないか・・
(連れ込みませんけど)
これが 税込 3600円とは・・
ただ、ちょっとだけ残念なのは、近所に良さげな飲食店が無いこと
なので、雨の降る中 駅の反対側まで歩き、酒場を探すと
いい感じのアーケード が あった
昼食った 大盛りのカキフライ定食のおかげで、あまり空腹感はなかった
軽くつまんで酒でも飲むかと 良さげな店を探す
路上にテーブルを出している 活気ある 串焼き屋に目がいった
店員さんのユニホームが 黒い Tシャツだった
こういう店は だいたい 元気で威勢がいい・・
小倉も広島も 混雑して活気ある店だったので
ごく普通の、ゆっくり飲めそうな 店を探した
一件の小綺麗な寿司屋に目がいった、たまには回らない寿司もいいだろう
カウンターに座り、ビールを頼み小ぶりなグラスで飲む
ビールはこれでもかというくらいに冷えている
正解だ、寿司屋のビールはこうでなくてはいけない
板さんが「いい鯛が入ってますよ」と勧める
「じゃあそれをもらおうか」とツマミを切ってもらう
出てきたのは 絶品の 明石の鯛、当然 チョー旨しだ
そうなるとやはり日本酒、灘の辛口を呑んで
シメに握りとお椀
・・フフフ 大人の食事はこうでなくては
と こんな想像を膨らませて
店の前まで行くが、 あと一歩が踏み出せない
銀座じゃあるまいし、そんなに高くないだろうと思うも
私は 寿司屋の 時価 というやつが怖い 小心者なのだ
結局、
アーケードを行ったり来たりを繰り返し
よし、ここだ な・・
と やっとこさ決めて 暖簾を潜った
鳥よし さん
テーブルは 会社帰りのサラリーマンでほぼ満卓であったが
カウンター はけっこう空いており、勧められた席に座った
ホテルでサウナに入った おかげでか生ビールがすこぶる 旨し!
焼き鳥 と 冷奴、もろキュー と オーソドックスなメニューを頼む
出てきた 料理は
そうそう こういうので いいんだよな・・と呟きたくなる ような品々
旨し だ
焼き鳥も旨いが、冷奴 もいつも食べてる安居酒屋のと違う、なんだ?
そうか 豆腐も良いが、かつお節が違うのだ
キュウリは口の中で弾ける程に新鮮
こういうなんでも無いメニューでちょっと感動
あの、怪しい喫茶店のカキフライ定食といい
選んだ店が良かったのか、それとも大衆料理店 の全体的レベルは
関東より西の方が上なのだろうか・・
生ビールの後 冷酒を一本呑んで お会計した
帰り際、店ご主人が
これから、次の店 行くんですか? と少しニヤケ顔で 聞いてきた
私がこの後 キャバ でも行くと思ったのだろうか・・
若い頃
(20代から30代前半)それ系の店は けっこう通ったし 金も使った
それは、
・・もしかしたら、この娘とニャンニャン出来るかも・・ムフフ
などという 淡い期待があったからだろう
(結局、いつも期待だけだったが・・)
期待のかけらも無い今では、若い姉ちゃんと 酒飲むなんぞ 苦役でしかない
「いやいや まっすぐ帰りますよ、美味しかった、ごちそうさん」 と 言いながら会計を済ませ 店を後にした
いいな 姫路の夜も・・
城下町だからか 賑やか過ぎず、なんとなくしっぽりしているのがいい
と ほろ酔いの良い気分でホテルに戻った
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翌朝
朝風呂つかって チェックアウト
昨夜の雨は上がり 翌朝 は快晴
姫路に来たならやっぱり 城 に行かねばと駅から歩く
城にはまったく 詳しくないが
この姫路城の美しさは 私にも分かる
天守閣内に入った
最上部からの眺め
時の城主も ここから村々を眺め
ヘヘヘ わしも 出世したのう・・などと悦な気分に浸ったのであろうか
今日は祭日とあって さすが 国宝で世界遺産
朝イチから 国際色豊かな観光客で賑やかだった
姫路のアーケードを通り 駅まで向かう
駅前にどーんとショッピングモールがある街よりも
この、姫路のアーケード街がいい
アーケードに関しては 関西から西日本の方が関東を圧倒的に凌駕しているように思う
どこかで昼飯を と思うも
新幹線が混む 前に と早めのチケットを買い
ひかり 東京行きに乗り込んだ
来る時は通路側だったが
窓際に席を取った
驚いたのは 帰りの新幹線の乗客が半分近く外人だった事
日本も国際都市になったものだ
その 後
無事 帰宅
蒸発のなんのとほざいていたが、
3泊4日の 観光旅行でした
では
[あとがき]
働き方改革 のおかげで、実は数ヶ月前から有給をとっていた
本当は 紅葉ツーリングキャンプに出かけようと思っていた
行く先は長野県、平日は人気のキャンプ場も空いているだろうな と 楽しみにしていた
ところが 先日の台風で長野県は甚大な被害を受けてしまった
なら、行く先を変更 と思っていたが、台風は二つ近づいて
いかんせん天気予報が悪かった
なので、急遽、電車乗って 生まれ故郷の九州にでも行ってみるかと思い立ち
今回の旅路となったしだいであります
電車旅も良いもんですな、なんといっても身軽で楽チン
スマホで当日予約の宿も探せるし 便利な世の中になったものだ
そして、日本はどこ行っても良いところですな
何処でも 住めるな って 実感
治安もいいし
日本の良さを再発見した 4日間でした
では
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