これからが見ごろ、夏井川渓谷キャンプ場

ただのおじん

2014年11月05日 07:19





私も もういい歳

立派なオジジの一員であると思います


そんな私が最近、ちょいと旅に出ると

よく思う事がある


それは


オジジとオババって 

なんであんなに


 
紅葉 と 道の駅 が好きなのだろうか

と・・



道の駅には 人が わんさか・・

なんであんなに人がいるの?


・・・気持ちは分かる、分らんでもない

私も道の駅があると、どれどれ・・と

ついつい寄ってしまう

そして 気が付く

私のような人がたくさんいるのだろうと・・



そして、紅葉スポットも激混み



もしかして、紅葉を自分の人生と

重ね合わせるのでしょうか・・


人生でいうと青春時代は 春そのもの、

就職や結婚、という夏が過ぎ、

子供の成長という実りの秋を向かえ

最後に色鮮やかに輝き そして・・枯れてゆく




私もヤングの頃は 紅葉なんかまったく

興味なかった

「もみじ狩りってなんですか?」 

と思っておりました


それが、今、この年になると

何故か 導かれてしまう


あの、赤いお山に ・・




という訳で 福島県はいわき市まで

紅葉求めての一泊のキャンプツーリングに
出かけてきました

よろしかったらご覧下さい





11月2日

天気予報は全国的に雨


だが、関東だけは晴れという
なんとも全国の皆さんに申し訳ないような天気


時間が遅いほうが天気回復するだろうと
今回は普段より遅めの出発





大洗の海岸にて一休み



抜けるような青空とはこのことではないですか


いやいや いい天気どころか


暑い


11月でライジャケが
暑くてたまらんとはどういうことだろうか・・






今回から、

新たな 旅の相棒



SONY サイバーショット RX100



そう、今までのショボいブログを脱し

おしゃれブログを目指す事にした


その第一歩が写真

もう少し、写真にこだわってみようと決めたのだ


ただ、まだ使いこなせてないので下手なのはご容赦願いたい





天気が良いのでちょっと大洗の海岸で
自分撮りなどしてみた



背後から撮ってみるとよく分る

姿勢が悪いな・・と








その後、日立の灯台に立ち寄り

写真をパシャリ




作品名 「とんびと灯台」







高萩から花貫渓谷に向かう

ここらは紅葉で少し有名



ダムの紅葉


まだちょっとばかし早いが

渓谷の駐車場は満杯で入れません




花貫渓谷抜けて

国道349


ここ、1.5車線のような狭い区間も多いが

所々に現れる「いいねえ~」と唸らせる
ワイディングロード




紅葉もなかなかいいし、

さほどの観光地もないので道が空いている




色づいた山々を眺めながらバイクを走らせる

秋は至高のツーリングシーズンではないですかな

新緑の頃もいいが、秋はまた格別

これから冬を迎え、走り貯めをしとこうか、
という心理もはたらくのか、
やはり、バイクが多い

多いのは相変わらずハーレーと、
国産では

あの隼というバイク、一度バイク屋で
股がってみたが、意外と乗りやすそうだった

正直、これならワシにも・・と欲求に火がついた

「ドーンと買っちゃうか、来年あたり、
でもカミさん 発狂するだろうな、へへへ」

などと夢を膨らませながら 北へ向かう




目指すキャンプ場は

「芝山公園キャンプ場」 



ここは

「初心者不可、孤独に耐えられるキャンプ猛者のみが入場を許される」 

と ある文献に書かれていた
(辛口キャンプ場ガイド参照)


私も、ここに挑もうと今年3月に訪れたが、
残雪に行く手を阻まれあえなく 
撤退


その時Uターンで  立ちゴケ 

愛車2号機TDM、記念すべき初陣 にて

恥ずべく不覚 を演じてしまった



「あの時の借りは いつか返してやろう」

そう、心に復讐の炎をメラメラと灯していた





実はこの わたくし

表面には出さぬが

けっこう 性格が



魔太郎





心の奥はねちっこい








芝山公園の看板が見えたので それを右折

細い道を少し入ると、坂道に出くわす

前回はここに残雪があった



今の季節は当然雪もないので
ここはスイスイっと 余裕

やっと、リベンジの時がやって来た



細い道をしばし走る


すると

ゲゲッ

オフロードの坂道



写真ではわからないが、けっこう急勾配


荒れてなければ行けそうだが

どうするか・・・・


ここで自問自答

強気の私が
「行けよ、行っちゃえよ、平気だよ、
コケたって死なねえよ」
と背中を押す一方で


「やめとけ、真っ直ぐならいいけど、
キャンプ場は山の上だろ、つづら折りになってるぞ」

ともう一人の自分が制御する




「う~~ん」 

と 少し考え


・・結局


撤退 





ヘタレですか? リベンジは?

そう お思う方もいらっしゃるでしょうが

でも、こんなとこで転倒したら、
起こすのが面倒、絶対、腰痛めますわ
今度またシェルパで来るのが利口、

という結論に至った





そして

行く先 を「夏井川渓谷キャンプ場」に変える

この渓谷も紅葉が良さげなので、実は最初から
どちらに行こうか迷っていた。



来た道を引き返し、国道に出た

少し走って目的地とは逆に走っている事に
気が付き、これはまずい と

何気に Uターン


しかし、ここで またしても あの 悪夢


「あっ、いかん!・・」 と思った瞬間、
バイクが右に傾き、ガシャーンと派手な音をたて、身体がアスファルト上を転がった


国道349号線の

ど真ん中で

・・まさか まさかの



立ちゴケ



倒れたバイクが断末魔のように排気音を
ノッキングさせ、やがて、エンジン停止


それを見て

「うああ~、ま、また、やってしまった~~」
と 頭を抱える


しかし、傍観はしてられない

後続から来た車に「ちょっと待って」と
ハンドサインを送り


ふんがあ~~ と渾身の力を込め
バイクを引き起こす

いつもながらこれが重い

キャンプ道具満載、しかも谷側に倒れているのでなおさらだ






被害はウィンカー破損
サイドカウルに小傷


(;´д`) トホホ・・


分かっていたのだ、
登り坂のUターンは気をつけろと・・

ああ、それなのにそれなのに・・


ウィンカーは1個予備があるのでいいだろう
サイドカウルはどのみち塗装にださないと
いけないと思っていた


なによりショックなのは


このバイク購入して、もう8000キロ近く走った

なのに・・


ライテクが 全く 向上してない


しかも、学習能力 ゼロ


それが、あまりに情けなく ショックだ



ただ、

倒れたバイク起こすのだけは上手くなった


コツは下半身で起こすのですよ下半身で


まあ、こんだけしょっちゅうコケてれば

上手くもなりますわ・・

それでも、車の通行を2台ばかり止めて
しまいました。

その節はご迷惑おかけしました




・・このキャンプ場、鬼門だわ、
もう 近づかんとこ・・

と心に決め エンジン再起動




暫し走り、


夏井川渓谷キャンプ場に到着




天気は今にも雨が落ちてきそうな天気


テントは多くない



多くないが、団体さんが 3組

そこそこ人口は多い

ソロキャンパー はどうやら見当たらない


真ん中ではバレーボールなどで
遊んでいたので、いつものように隅っこに設営


設営が終ったら、早速 ドリンク 調達




このキャンプ場の良いところは



キャンプ場の入口に酒の自販機があるところ
しかも、種類豊富

これだけで、私の評価5つ星ですわ





キャンプ場のこれでもか、という位の
隅っこ陣取り、火を起こす







途中のスーパーで買ってきた肉と椎茸

これにオリーブオイルを絡めて軽く塩胡椒をして、
網にのせる




キャンプ料理は色々あれど、やっぱり、炭火で
シンプルに焼いて、熱々を食らうのが一番ですな

380円の安々ワインも「美味し!」ですわ
(笑)












ワインをチビりやりながら焚き火を楽しむ

薪は家から持って来た

かなりかさばったが持ってきて良かった

やはり、火のないキャンプは寂しい







夜中の2時頃、風が急に強くなる

ペグが抜けてテントが変形し始めたので
外に出て、ペグを増し打ちした


空を見上げると満点の星空


風が北風に変わり、雲を吹き飛ばしてくれたようだ

















翌朝は朝から晴れ








最近 朝食の定番 レトルトカレーを温める





カレー食し、撤収

キャンプ場に別れ告げた



・・・ちょっと、ひと事ぼやいていいですか



「いいキャンプ場ですよ ここは・・

無料だし」



ただし・・

無料キャンプ場なゆえに、
訪れる人にモラルによりけり・・・・


賑やかファミリー・・・けっこうですよ
ファミリーがキャンプ場の主役です
分ってます
それに、子供の歓声をBGMに飲む酒も悪くない


若者がヒップホップをガンガンかけていても
まあいいでしょう、少なくとも音楽だから・・
こちらも小林旭でもかけて対抗すればいい

暴走青年の闇夜にこだまする
「フォーン、フォンフォンフォンフォン」
という爆音
若気というもの今も昔もアホな奴はいます
だから 許せる
私もアホの一人でしたから



そんな私が、キャンプ場で一番我慢ならないのは

なんといっても

発電機



キャンプ場でそんなに必要ですか?


なんか、醒めるのですよ

抑揚もない、リズムもない、

ただ、ブルウウウと響く 騒音

山中の静寂にいきなり焼鳥の屋台
出現! という感じ


今回、1つのグループが照明の電源にしているのか、発電機がずっと動いてた
夜9時頃 止まったが、
オジジの習性で目覚めてしまったのか
夜中の2時に再起動

なんですかいったい?・・


まあ、規則があるでなし・・


すいません、つまらんことぼやいて
嫌なら 有料キャンプ場行けって感じですな







夏井川渓谷沿いの道





なんといってもキャンプツーリングの醍醐味は
撤収を終え、キャンプ場を後に
した、朝の道

これが実に素晴らしい








名も無き峠









川沿いの紅葉が良さげだったので撮ってみた






背景がぼやけているのがお分かりだろうか
これを、業界用語で ボケと言うらしい



作品名
「大ボケかましてみました」




夏井川や北茨城の紅葉は
これからが見ごろではないでしょうか





では











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