「ボロキャンプ場」紀行

ただのおじん

2019年04月09日 11:44







「ボロキャンプ場」 ・ ・


それはけして悪口ではありません


歴史的価値のある古いキャンプ場から


たんなる安いキャンプ場までひっくるめて


愛情込め「ボロキャンプ場」 というのです











すいません

ネタが 無いもんで

パクらさせていただきやした


m(_ _)m



ボロキャンプ場紀行  よろしければ 続きをどうぞ

























いい季節になりましたな


この陽気に誘われ久しぶりにバイクに乗ったら

なんか、やけにクラッチが重いのですよ




こんなにクラッチ重かったっけなあ・・

ケーブルが劣化したか・・

なんて ふと思ったんですが

なんのことはない

ただ 私の筋力が劣化したんですな


ためしに腕立て伏せやってみたら

どうにかこうにか・・10回

翌日は 筋肉痛



じじいの身体は使わないと退化するっちゅうことで


バイク乗り筋肉

略して バイ筋 を鍛える為に行って来ました


たまに ふと 行くたくなる あの 

ノスタルジック フィールドへ・・


















朝、8時に家を出た

ちょうどお昼頃には着くだろう


・・と  たかをふんだのだが

思いのほか下道がけっこう混んでいて時間ロス


たまらず 高速にのって 北上











立ち寄ったパーキングエリアでラーメンを食す



最近のパーキングエリアのラーメンもバカに出来ませんな



しかし、最近私が外でとる食事は蕎麦、ラーメンの類いばかり

炭水化物ばかり食ってるから筋肉が衰えるんだ・・

よし、今夜は肉をたらふく食ってたんぱく質をとろう・・

などと思いながら高速道路を下りて

国道沿いのスーパーを探したところ

すぐにスーパー発見し




食材を購入







もちろん購入するのは  
(安いやつですけど)












食材もゲットし これから 向かうは


あの  ボロ キャンプ場



フフフ  オーナーさん これは悪口ではありませんよ
(怒らないでね)

敬意を込めて最大の賛辞でありますぞ















川沿いの桜は満開、これからが見頃












しばし、田舎道を堪能し












そして・・






到着





清流が清々しい




今日の天気は 暑くもなく、寒くもなく風も穏やか、

桜も美しく感じる 最高のキャンプ日和









たまに陸橋渡る電車がこれまた風情






ご存知の方はもうお分かりになったでしょう





そうです




昭和臭がプンプン漂うキャンプ場


茨城県は上小川キャンプ場







この看板がまた渋い



リニューアルなどしないで欲しい
















こちらが受付です


たまりませんなあ・・歳月がかもし出す この ほったて感・・

建築家でもこの味わいは絶対作れませんぞ




ソロ料金 1500円 +税

薪 1束 500円 也








少し施設の紹介をします






このキャンプ場の雰囲気作りに一役買っているのが

この

バンガロー群





チープなトタン、ペンキの剥げぐわい、ビビットなカラーリング

もう、芸術の領域ではないでしょうか










これぞ昭和の正当派トイレと言わんばかりの佇まい

いや、トイレなんて言っちゃ失礼ですな 

便所です便所

正統派ボットン式便所





こいつに合うのはトイレットペーパーよりだんぜん ちり紙だと私は思う




昔の便所はみんなこうだった

私の実家が水洗化されたのは・・たしか小学校5年生の頃だったかな


なんか、最初は違和感ありましたなあ、水洗便所って

こんな綺麗な所に排便していいの? ・・って引っ込んじゃうんですな


そんであの洋式便器・・

「おいおい、こんなんで ふんばれっかよ・・」って思ったのは私だけではないでしょう


そしてトイレットペーパーの頼りないこと頼りない事

薄っぺらで、面積は狭いしちょっと間違えたら指に着きそうで
(食事中の方、ごめんなさい)

ちり紙の安心感と あの ちりめん生地のような感触が忘れられず

母親に 「トイレットペーパーじゃなくちり紙にしてくれ」 なんて言ってたような記憶が蘇る










便所脇の水栓

味わいというか「侘びさび」・・

もう、茶の湯の世界ですな















いちおうシャワー室もあります

中を見ててみたかったけど、使用中止なのでやめておいた


















バーベキュー場




利用する人はあまり居ないだろうが
(いたらごめんなさい)

絶対撤去しないでもらいたいですな ここは













屋根の錆びも装飾の一部

哀愁のトタンアート村 と呼んでも過言ではないでしょう












街灯にも 三丁目の夕日感が・・











バンガローはけっこうバリエーション豊富なんですよ

こちらは和風、その向こうはモダンデザイン風?














このキャンプ場の名誉のために載せておきますが

いちおう、新しくて小洒落たバンガローもあります










いや〜〜 上小川  素晴らしいですな













さてさて、 ひととおり ぐるっとキャンプ場を回って


どこに設営しようかって迷ったんだけど

陽気が良いし 桜の木があったんで 土手沿いに設営







スペースはちょっと狭いのだけど、シングルテントにはじゅうぶん














たいして やる事も無いんで

ウグイスの囀りをBGMに 金麦飲んでゴロリとすれば

心地よい眠気が訪れる





しばし、昼寝















その後、



日が傾き



時間もいい頃合いとなったので


ソロキャンプ 至福の時間


晩酌ディナーの支度にとりかかる



・・といっても 食材を切るだけなんだが








今宵の酒は

これを 飲むようになっちまったらワシも ホンモノだな・・

と前々から思っていた 玄人ご用達 ドリンク





それは







これ!









紙パック酒



ストローでチュルチュル吸うとこがポイントです


つまみは高タンパクのマグロ刺身にしてみた









更にパワーをつけるためにタンパク質摂取

本日のメイン  を焼く



安い肉でも炭火で焼いて 熱々を食せば 旨し


あの三浦雄一郎氏は肉食好きで 1キロ近くの肉を食べるという

85歳であの食欲と体力


私は、200gくらいで もういいや・・って感じ


肉を食ったから体力があるのではなく、体力があるから肉が食えるんだな・・

なんて ふと 思う










完全に日がどっぷりと沈み

ドリンクはウィスキーに移行





荷物になるんでバイクキャンプではあまり焚き火はやらないのだが

この日は焚火台を持参した




やはり、焚火で飲む 酒は 格別 旨し









このキャンプ場のBGMで おすすめしたいのは

地元の放送局 FM大子



スマホのアプリだとクリアに聴けるのだが

このキャンプ場ではアナログラジオにこだわりたい



たまにかかる昭和のナンバーが滲みる





昭和といえば

昭和のスターがまた 逝っちまいましたな






ショーケン こと 萩原健一




グーループサウンズの頃はあまり憶えておりませんが

私の記憶に登場したには 「太陽に吼えろ」  かな・・

そんで、心に大きく残るのは やっぱり あの


「傷だらけの天使」





このドラマは私が小学校4、5年の時

確か 土曜日の夜10時頃からスタートだったような

ちょっと お色気シーンもあり、これを見ると少し大人になったような気がしたっけ・・

やっぱり、不良っぽいのに男は憧れるんですかね





十八番(おはこ)って程じゃないけど私がカラオケ行くと

たまに歌うのが ショーケンの 「ぐでんぐでん」 って曲


私、はっきり言って 歌はぜんぜん上手くないんだけど、この曲は

音程だのなんのってあんまり関係ないし、

ぐでんぐでんに酔えば酔うほど上手く歌えるという

酔拳のような曲

今度カラオケ行ったらショーケン偲んで熱唱しますわ























翌朝

飯を炊く



朝飯はレトルトカレー











朝飯をたいらげ  しばしゆったりとした時間をすごし 

そして 撤収  

荷物を愛機に積み込み キャンプ場を後にする






時代が平成から令和に変わり、そのうち

「平成の香りがする・・」 なんて言う時が来るんでしょうかねえ






上小川キャンプ場

ここは是非 重要文化財として令和時代にも残して欲しいですな









さらば 愛しの ボロ キャンプ場




(しつこいようですが 悪口じゃありませんぞ)







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