みちのく独り旅 その1 吹上高原キャンプ場
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ふ~~~
(ため息)
私事で恐縮ですが・・・
夏休みが終わってしまった
あ~~
もう
会社行きたくない・・
などと・・・まあ
子供じみた愚痴を呟いてしまいました
日々の日常に戻った 今・・
子供の頃に描いた
宿題の絵日記を思い出し
夏休みの足跡でも
綴ろうかと思います
題して
「みちのく独り旅」
その1
大洗キャンプ場から戻ったその
翌日
8月の13日
時刻は午前3:00
旅支度をしていると、
すっかり夜更かし癖のついてしまった娘に
「どっか行くの?」
と声をかけられた
「・・旅さ」 と答えると
「ふ~ん・・ じゃあ~ね~」
と興味なさげに手を振りながら
深夜に放送中のアニメの画面に視線を戻した
我が娘との関係は、こんな感じで
段々 気薄になるような感があるが、
これもまた 成長の証と
思いながら、まだ 暗いうちに
出発
白いビニールは雨対策
そんな準備をさせられるような空模様だった
タイヤは数日前に新品に替えた、
オイルも交換した
更にブレーキパットも交換
チェーンのグリスアップ
その他 諸々 自分で出来るメンテはやった
けっこう金も使った
おかげで来月のカード請求が恐ろしい
だが、全てはこの日の為・・
お陰で エンジンの吹け上がりは軽く、
タイヤは路面を舐めるように吸い付き、
ブレーキレバーを握れば「すうーっ」と
制動がかかる
・・ような ・・気がする
見慣れた道をしばし走り
ここはいつもの
夜明けの朝食 定番スポット
にんたまラーメン 鹿島店
ラーメンにするか迷ったが、総合栄養バランスを
考慮し、朝定食 530円也を食し
しばし休憩
ツーリングマップに目を落とし
そして 考える
どこへ いこうか?
・・・と
東北方面とは決めてあったものの
なにしろ天気が悪い・・・
出来れば青森あたりまで
たどり着きたいが
たいしたアテもないので
まあ気分しだいという事で
愛車2号機TDM850にまたがり
北へ進む
鹿島→ 南太田→ 棚倉 →白河
の下道ルート
こちらは
たどり着いた 白河の「南湖公園」
ここまでは順調
ここで また 一休み
気になる天気
ときおり晴れ間もみせるが
どんより曇る時もある
雨は降ってないが
大気の状態
不安定 といったところか・・
この後 白河インターから
東北道入って北上するが
時節柄 やはり
この東北道が
断続渋滞
東北道どっかのサービスエリアで一休み
バイクもけっこういる
天ぷらうどんを腹に詰め込み、
渇いた身体に水分を補給し、再び走りだすが
時折、遭遇する渋滞
そこはバイクの機敏性を生かし
皆、車間をすり抜けして先へ進んで行くが、
私は渋滞不慣れな 生粋の
田舎ライダー
実はこの すり抜けが苦手
停まっている車間をすり抜けるのは、いっこうに
かまわないが、
動いている車と車の狭い間を走り抜けるのが
怖いのだ・・
特に車体の長いトラック
あのトラックとトラックの間をすり抜ける時
その間がどんどん狭まる事がある
そんな時
「ひえーー ( ̄▽ ̄;) やめてーー」
と叫びたくなってしまう
なので、余り、すり抜けはしたくないのだが、
ノロノロしていると、8月特有の大気の蒸し暑さ
エンジンから上昇するもの凄い熱気、
周りの車からの排気熱、エアコンの熱気
それらに取り囲まれ まるで 灼熱地獄
段々 頭が ボーーっとしてくる
「いかん、このままでは 熱中症だ」
と危機感にいたたまれず
無理なスピードを出さず、車間を
するすると抜けるが
後ろから迫るライダーに
「ブウォン ブウォン」 と煽られる
「おいおい、遅せーよ、オッサン」
と言いたいのだろうか
「はいはい スピード出せばいいんだろ・・」
とアクセルを開け、バイクをつき進めるが
後方のバイクも着いてくる
こちらも意地になり
「おりゃーー、どーだ 若造!」 と
気合いを入れ、更にアクセルをグイっと開けるが
後方のライダーも負けじと「フォーーン」と
甲高いエキソーストノートを響かせ
ピッタリと着いてくる
そんな時 思う
「もう降参ーー m(_ _;)/ いじめないでーー」
と また 叫びたくなる
という訳で
渋滞の高速道路は疲れるし
ぜんぜん面白くない・・
こんなんならずっと下道いってりゃ良かった
などと ブツブツ言いながらも
なんとか宮城県入り
そして、電光表示板に記された文字を見て
愕然とする・・ そこには
仙台から先、
断続渋滞50キロ
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