2015年10月14日 20:26
なんつったて、本物ビールと第3のビールの味の違い 分らないですから・・
昔は分りましたよ・・昔はね
発泡酒系は独特の後味の悪さがありましたからな
しかし企業努力の賜物か、日本の物作りの凄さか
正直いって 、
今は分らんのですな・・・
違いといえば泡かな・・
まあ、安上がりで いいといえばいいのだが・・
そんな訳なのかどうか分らないが、
私のブログにはグルメな食べ物が、あまり
登場しない
これは、先日八幡平を訪れた時、私の晩飯のメニュー
旨し! とか言って食べた記憶がある・・
しかし、改めて見ると
なんですかこれは・・?
汚物ですか?
他の皆様のブログを拝見すると、それはそれは
美味そうな料理が並べられている
もしかして、
私のブログのPV数が、今ひとつ伸び悩んでいるのは
これが 原因だったか
・・・てな訳で、行ってまいりました
美食を求めて
孤独なグルメキャンプへ
・
・
10月10日 昔の体育の日
今日から三連休、あのブラック会社から3日間解放されるかと思うと
それだけで心が軽くなる
午前4:30分
出撃開始
少し出遅れてしまった
グルメ食材を準備していたら遅れてしまったのだ
先を急ぐ気持ちからか、
今朝 口ずさんだテーマソングは
過激な
暴走賛歌
あの・・ ロケン ロール
♪まっはろっどで~~ ぶろろ~ぶろろ~ぶろろろろ~~~
♪ぶっ飛ばす~んだ ぎゅんぎゅぎゅん
(すんません オジジしか知らない曲です)
とはいえ、田舎道とて
調子にのって飛ばしてはいけない
飛び出してくるタヌキや、新聞配達のお兄さんに
気をつけながら安全運転
千葉から利根川を渡るとそこは茨城県
・
・
天気はまずまず、寒くはない
しかし、お天気下り坂だという
今日一杯、天気が持ってくれればいいな
などと、考えていたら
・・・腹が・・・減った
さて そろそろ朝飯にするか・・
問題は何を食べるか・・だ
時間はまだ7時前
この時間だと・・手堅くコンビニか?
いや、違う・・それではそっけなさ過ぎる
ん?
牛丼・・・肉祭り?
期間限定で290円か・・
いや、違う、今朝の気分は牛丼ではない
今朝の俺は・・・
いったい
何腹なんだ?・・・
ん?
まてよ
なんだ・・・
ぴゅっ飛び餃子?
へ~~面白そうな店だなあ・・・
にんたまラーメン・・・
いかにも、スタミナのつきそうなネーミング
24時間営業・・
ドライブイン形式の店か、
よし、ここに入ってみよう
な、なんだ ここはゲームセンターか?
いや、まてよ
・・奥にちゃんと食堂があるじゃやないか
フフフ・・そうそう
昭和の頃はこんなドライブインがよくあったっけ、
インベーダーとか置いてあって・・
なんか、懐かしいな
ほう、食券を買うシステムか
へー セットも豊富じゃないか
定食もある
カレーもいいな・・・
さてさて・・どうするか
ただ、ここは正攻法で いくとするか・・
看板メニューの にんたまラーメン(味噌)
具はチャーシュー、もやし、ねぎ、シナチク、のり、そして煮たまご
奇を照らわない、オーソドックスな具材
うちは正攻法で勝負しますよ、てことか
そうこなくっちゃ・・
おお、スープは一見、こってりだが、意外とあっさりしている
この、トッピングの煮たまごが
ネーミングの由来か・・
茹で加減がちょうどいい
うん、旨い
ごちそうさまでした
フフフ 朝からラーメンってのも・・
ありだな
ここは、コミックも豊富で嬉しいじゃないか
ドリンクバーもあるし、ドライバーがゆっくりくつろぐには
ありがたいじゃないか
こんなのを読んでいたら
止まらなくなった
4巻に突入したいのをぐっと堪えて
店を後にした
フフフ、面白い店だったなあ、また来よう
(こんだけ宣伝してんだから、タダ券でもくれんかな・・)
高速にのった
塩原でおりた
塩原温泉街
私は、この塩原温泉って わりと好かな
まだ昭和の頃、社員旅行ってのが一般的であった
当時勤めていた会社で訪れたのがここ塩原温泉
まあ、やはり社員旅行ってのは飲んで騒いで盛り上がる
そんで、宴会の後はお決まりのように温泉街に繰り出す
当時、この温泉街にヌード劇場ってのが1軒あって、
受付のおばさんに「いい娘がいるよ」ってな訳で
中に入ったら、
その受付のおばさんがきらびやかな衣装着て登場した
金を返せ! コラ などとは言わない
これはこれで爆笑で大盛り上がりだった
まあ、よくありがちな体験だが
・・あれはあれで面白かったな
そんな 昔話を思い出していたら
腹が・・減った
ここは国道121号線
田島方面に向かっているこの街道
ポツポツと飲食店がある
会津ラーメンか・・
朝、ラーメンだったから ちょっとな
よし
ここにするか
蕎麦 かいなり庵 さん
ツーリングマップルに
ここの蕎麦は 絶品 と記されていた
絶品というのは
超絶美味し という事だろう
以前にも綴ったが、私は蕎麦の繊細な味がよく分らない
蕎麦音痴の私を治してくれるかも
そんな期待をしてバイクを駐車場に停めた
ほう、手打ち蕎麦、 天領の里伝承か・・
なんか 秘技でもあるのだろうか?
店内は、有名人の色紙が貼ってある、田舎の店舗によくありがちなパターンだな
ただ、あまり 知っている人がいない・・
誰だ?、このNHK のアナウンサー
などと、考えていたら
蕎麦が運ばれてきた
おお、ひきぐるみの田舎そばではなく、一番粉を使った更科系か
これは意表を突かれたぞ・・
まずは、汁を浸けずに食べてみる
こうするとソバ本来の味が分かるという
ちゅるちゅる
「・・・・・」
そして次は汁に浸けて食べる
ズルズル・・
「うん、・・やっぱこうだろう」
ズルズル・・モグモグ
ズルズル・・モグモグ
ズルズル・・モグモグ
ズ、ズズズズーー ゴクリ (蕎麦湯)
「すんませーん おあいそお願いします」
金を払い、店を出た
・
・
美味いんだろう
きっと・・
しかし・・
私が、山岡や栗田さんのような鋭い味覚の持ち主だったら
「うん、これだよ、そば粉を贅沢に惹いたこの、のどごしの良さとコシ」
・・とか
「おソバのいい香りが鼻からすうっと抜けて、噛む程に甘みを感じるわ」
などと、気の効いたコメントを言えるのだが・・
残念
私にだって駅の立ち食い蕎麦とここの差ぐらいは分かる
ただ、ゆで太郎との差が わからん・・
いやいや、奥が深い 蕎麦道は・・
しばし秘境のような田舎道を走る
今回の目的地は檜枝岐
ここのキャンプ場に二泊しようかと思う
檜枝岐の集落に到着
ここは、観光地ぽくない、素朴な佇まいがいい
紅葉は少しまだ早いかな
ここらは
かわばたキャンプ場に到着
このキャンプ場は、名物女将がおり、リピーターも多いと聞く
なので、1度訪れたいと思っていたが、
ちょいと覗くと、けっこうテント密度が高い
まだ、時間が早いのでこれからもっと高くなるだろう
さて、どうするか・・
しばし、思案して
ここはやっぱり、キャパの広い昨年も訪れた七入にいっとくのが無難だろう
と少し先にある、七入キャンプ場に向かった
到着
【二泊温泉券二枚付きで二千円ポッキリ】
受付を済ませると、おじさんが
「今日はガラガラだよ]という
うん、紅葉の三連休にしては、ちょっと拍子抜けの感がある
やはり、明日の天気が悪いからだろうか
当初、雰囲気もいい、奥の林間に設営しようかと思ったが・・
結局
入り口近くに設営
明日天気が崩れるという事なので、何年かぶりにヘキサタープを張った
ちなみに去年と全く同じ場所
理由は、トイレに近いから
おじさんが、
「ずいぶんと近くに張ったねえ」
と言った
「いや、ここ、トイレに近くていいんですよ」と答えた
この会話も昨年と一緒
少しコーヒーブレイクなどした後
買い出しと風呂場に向かった
こちらがJA さん
ここで、今夜のこだわり食材を吟味
風呂場はJAさんの隣にある、駒の湯で入浴
テントに戻り、早速調理開始
今宵のメニューは 三品
まずはジャガイモの皮を剥く
具材を入れて煮込む
本日のメイン
ポークシチュー
おい普通 ビーフシチューだろ
と思う方多いと思う
ええ、私もそう思う
だけど・・・
牛肉が・・どえれえ高かった
二品目が
ホイル焼き
私はね、とうとう開眼した
この、ホイル焼きって、ツーリングキャンプにもってこいじゃないか
食器いらないし、食べたら捨てればいいのだから
昔、椎名誠の怪しい探検隊だったっけかな
野菜だ肉だのをアルミホイルに包んでボンボン焚き火にほうりこんでたが
それを思い出した
はい、
出来た
なんだよ、しゅうまいかよ
と思われるかもしれんが・・・
これが、むしょうに食べたかった
三品目はホタテ
こんな山深い所でホタテを食すのもおつなもんなのだ
そして、美食にはやはり、ウィスキーではなく、ワインで決まりだろう
それもフランス産
ボジョレーヌーボー
ヌーボーはまだ早いだろ、去年の売れ残りだろそれ
とのワイン通の方の指摘がありそうだが
去年のではなく
おととしのです m(._.)m
が、しかし、
開栓失敗
ドリンクは
下町のナポレオンに変更
買っておいて良かった
色付く山を見ながら、シチューを煮込み
いいちこを ぐびり
デミグラスの匂いが、胃袋を刺激する
日没前の 至高の瞬間
ポークシチューが出来た