雨のソロキャンプ

ただのおじん

2012年02月28日 05:55

25日,26日と土日連休が取れたので、

今年ようやく二回目の出撃となりました。


ひさしぶりの愛犬と水入らず

こやつも今年で11歳、夏場は弱ってくるのだが、
今の冬場は絶好調。



朝5時起床、6時出発

あいにくの雨天となったが迷わず出撃です。
今回行かなければまた何時休めるか分からない。





松屋で腹ごしらえ





目指すは茨城県の北の果て

奥久慈

「上小川キャンプ場」

・・・・の  はずだった






ここは2回目の訪問となります

レトロな雰囲気がかもし出す「しみじみ感」が私好みのキャンプ場です。




自宅から約200キロの道のり。




雨の弱まる気配は一向にない


くたびれので途中大洗で一休み

海も荒れ模様だが、風はあまり強くない



ここから目的地へはもう一息
最近、車を余り運転しなくなったせいか、
それとも年のせいか
車の運転がひどく疲れてしまう、特に目が・・


視力も悪くなったし、近いものは見えなくなるし
ブツブツ・・・・


老化への危惧を感じながら雨の国道を北上





到着・・

と思いきや

案の定、管理小屋に人はなし。



そりゃそうでしょう、予約も入っておらず、
土日とはいえこんな冬のしかも雨の日に
キャンプをする物好きなどいないと思うのが当然でしょう。


ところがいるのですよ・・物好きが


さてどうするか・・・

ただ、キャンプ場の雰囲気が以前と少し違う


もしかして水害があったのか?
などと思っていたらタイヤがぬかるみでスタックしそうに
なったので、

慎重にアクセルを開けて危機を脱した。


「こりゃあ今日のコンデションが悪すぎるわい」

と思い、キャンプ場を後にしたのです。



・・・うーん、やはりちゃんと予約したほうのがよいのか・・・・

しかし前日の午後にならないと土日の出勤状況が
確定しない私の身の上、予約は面倒。



ここの少し南に「辰の口親水公園」という無料のキャンプ場があるが、いかにも公園なので
ひっきりなしに車がやって来る。 ので・・・落ち着かない。


仲間内で盛り上がるのならばいいがソロでは敬遠したい。




とりあえず南下




して・・・たどりついたのは






大洗キャンプ場



ここは通年営業、予約も必要なし。困った時にうれしいキャンプ場で


過去に一度来たことがあるのだが・・・


本音を言うと

「たぶん ここには もう 来ることはないだろう」

と思っておりました。


いやいや 決して、決して キャンプ場自体が悪いのでは ない!
スーパーは歩いて行けるし、バーベキューや観光拠点にするには良いだろう。


ただ、ロケーションが自分好みではないのだ。


私の好みは山深く夜は真っ暗闇になるようなワイルドなキャンプ場。(料金は安め)


ここは市街地の喧騒がありすぎてマッタリ感が・・しかもカラスがうるさい・・



などと文句を垂れましたがとりあえず受付

2,240円也を支払うと

管理人さんが

「雨降ってますけど大丈夫ですか、テントじゃあたいへんだから、
 キャビンに泊まってもいいですよ」

と優しいお言葉

しかも サービスとのことでこんな焼肉のたれまでくれました。



ああ、心の中で文句ばっか言ってごめんなさい


「すいません、犬がいるんで、テントで大丈夫です。」

と丁重にお断りして



場所決めて設営。

当然本日の利用者 私一人







今日はスクリーンタープの中にテントを張り夜の冷え込みに耐えます。

炭も大量に持参したので夜の冷え込みも安心





設営が終わったので、ひとっ風呂浸かりに近くの浴場へ


施設の名前は忘れました。

建物に金はかかっているが何か物足りない。
そんなイメージが公共の施設を感じさせる。


料金表を見ると、入浴料 休日大人1000円・・・


「うっ・・た、高い」

根っからの貧乏性の私です。いつもならば「回れ右」していそいそと帰る所ですが


「これも大洗町の復興支援だ、復興支援」と覚悟を決め受付をしました。


・・そしてこの受付嬢がまた愛想が良くない・・

「復興支援だ」とブツブツいいながら履いているモモシキを脱ぎ 湯船に浸かりました。

湯は海岸に近い浴場にありがちのしょっぱい湯。

サウナもありましたが混んでいたので入らず30分程で上がりました。




キャンプ場に戻ると先ずはビール

やはり風呂上がりの一杯は上手い。

まあ、いろいろ文句は言ったのだが・・・結局

酒飲めればそこらの公園でもいいのかもしれない・・



しばしカラスの鳴き声をBGMにまどろんだ後、ディナータイム


今日のおかずはこんなの買ってみました。


アジ


スーパーで77円也。





ソロキャンで初めて炊事場なる物をつかいました。

もちろん凝った料理などしません

炭火で焼くだけ。



あとは定番のしいたけ焼きと厚揚げ

けっこうこの魚 食い応えがあり

鶏肉も焼いたのだが結局ほとんどの愛犬にあげてしまった。



腹も満足して酔いも回ったので 早めの就寝


ところが・・・・・


深夜



茨城県に来ると・・・いつもの
(千葉でもありますが)

「フォン、フォーーーン、フォンフォン・・・」
爆音が・・・

キャンプ場に こだまする

それも2台3台ではない、かなりの台数だ



ぞ、族か?


集会か?


この寒いのにご苦労さんなこった


私も16歳から単車に乗っていたので
冬場の深夜、バイクで走る凍えるような寒さはよく解る・・

今はたくさん娯楽があるだろうに、他にやることないんかいな?
焚き火とか・・ブログ作りとか・・


すっかり目の醒めた私は

そんな事考えながら目覚めのホットウィスキーなどチビチビやりながら
火をおこしました。




そしてまた酔っ払って2度寝




起きたのは9時過ぎ


朝飯は

ラーメンと餅


食後エスプレッソコーヒーなどを楽しんで


適当な頃合で撤収いたしました



帰りの際 管理人さんが

「気をつけて 帰ってね」 と優しいお言葉



いろいろ文句を言いましたが、良いキャンプ場ですよここは

静寂感はないですが・・・・




にほんブログ村


あなたにおススメの記事
関連記事