ワイルドじゃないキャンプ場
暮れも押し迫った12月28日
今年最後の出撃となりました
向かった先は
つくば市にある
「六斗の森キャンプ場」
ここに来るのはもう、
何回目でしょうか・・
雄大な自然、森林から溢れる
濃密な空気、ワイルド
そんなのとは無縁ですが
「近い」「安い」「通年営業」
「コンパクトながらフリーサイト」
まあ、そんな感じのコンビニ風
お手軽キャンプ場です
松戸市で行った小商いが少し長引き、
日も落ち すっかり暗くなった6時頃、
流山インターより常磐高速にて
バイクで目的地に向かった
バイクの荷台に載せたキャンプ道具を
見たのだろう、料金所のお兄さんが
「へー、これから、
キャンプに行くんですか?」
と 少し驚きの表情を見せ
そう 問いかけてきた
「・・ええ、まあ」
私が答えると
「寒くないんですか?」
と彼が言った。
その表情には少し好奇の色が
浮かんでいる
「・・それが いいんだよ」
私が当たり前のように答えると
彼がなんとも、理解に苦しむような
複雑な笑みを見せた
・・おお~ワイルドで渋い
気合の入った
アウトドア親父だぜ・・
そんなふうに思ったのだろうか?
いや
違う違う
きっと・・
この年末の夜、寒いのに
しかもわざわざバイクで
高速のってキャンプ?
うへ~ マジ?
そんな事を思ったのではなかろうか
常人の方から見れば、異常行動者、
あるいは変質者かもしれないが・・・
私にとっては
冬こそ
キャンプの王道
と 言いながらも
やはり、夜の高速道路は寒い
ちょっとした隙から冷気がジワジワと
体を冷やす
ただ、近いのが今宵の目的地
六斗の森キャンプ場の魅力
常磐道を谷田部で降り
迷わなければここから10数分
到着です
こちらが管理事務所
基本、私は単独行を主としているが
今宵は
グルキャン
そのメンバーは
mizo氏、ushi氏、h氏、k氏、koji氏、
私の計6名、
年の瀬、慌ただしい今の時期
他にやることがない、
暇な親父達です
2台のノーススター、
2台の大型焚き火台のお陰で
サイトは煌々と明るい
いつものソロキャンの
安酒、質素飯とは大きく違い
K氏より差し入れの高級酒
誰かが持ってきた高級食材
暖かい料理
その他、食いきれぬ程の食材
美味しゅうございましたm(_ _)m
最年長の私は
程好く食らって、一足早い
就寝
翌朝
冷え込みはさほどでもなく
本日も好天に恵まれた
朝飯のカレーと焼きそば
美味しゅうございましたm(_ _)m
六斗の森キャンプ場
よくよく考えると
この、キャンプ場
貴重な存在
・・そう思う
何故かというと
ソロ料金500円ちょいで
クルマも乗り入れ可の
フリーサイト
この辺じゃ そうそう ない
(トイレにウォシュレットもついてるし)
しかも、通年営業、一応予約制だが
飛び込みでも空いてればOK
ゴミ捨て場はないが
灰捨て場はある
清掃は行き届いているし
なにより
公営キャンプ場にありがちな
あの堅くっるしい空気
それもあまりない
なので、ソロキャンパーも
けっこういる
色々なキャンプ場巡って
やっと覚った
そして 伝えたい
ここ
けっこう、いい キャンプ場です
お勧めですよ 旦那
・・・と
でも
ワイルド感はゼロだし、狭いし
自然がね・・
そう おっしゃりたい方もいるかも
しれない
しかし・・
しかしながら、
焚き火の炎を観ながら
マッタリ出来る
静寂
それは あると思う
空いている冬は特にお勧め
(ニヤリ)
ネギ畑もなかなか
いいじゃありませんか
奥に見える白い建物が
ここを管理している中泉建設さん
財政難、少子化、諸問題等々で
閉鎖になった安々キャンプ場が多々ある
つくば市に感謝の意を込めて
言わしてもらいます
「ここは閉鎖しないでね」
・・・と
そんなふうに願う 昨今です
帰り道、
「なんか・・忘れてるな」
と思うも、思い出せなかった
そして、帰宅してから気が付いた
「あっ 金払うの忘れてしもた・・」
と・・・・
あれだけの食材と酒・・
今、この場を借りて謝罪いたします
わざとじゃありません
ただ飯、ただ酒、
申し訳ないm(_ _)m
借りは 来年 倍返しにて
では良い年を・・・
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