房総 スイスイツーリング

ただのおじん

2014年12月17日 07:47





・・・あれですな 

お肌が乾燥する季節となりましたな



どうでもよろし話なのですが、

実は私、とても乾燥肌、


これからの季節はお肌が  カピカピ


だからどうしたの?
と言われると困るのですが・・






昔話が多くなるのは老化の証と
笑して下さい


私が小学生の頃、「イチゴ先生」
というあだ名のついた男の先生がおりました

その名の由来は単純、その先生は赤ら顔で、
顔の輪郭はそれは見事な逆三角形▽をしていた

年の頃は今の私と同じ年代ではなかったでしょうか


・・いい先生でしたよ

えこひいきや、当時あたりまえだったビンタとか
の体罰、言葉の暴力もなかった・・


ただ、唯一、私がその先生に不満だったのは

その先生の癖


その癖とは、プリントなど配る時、
必ず指をペロンと舐める事

ペロンと舐めてプリントを3~4枚配り、
またペロン

しかも、何故か私はいつもペロンの直後弾に
当たる事が多かった


とあるテストの時など、
そのテスト用紙の右端にある湿った指の痕跡が
気になって気になってしかたなく、
問題にまったく集中出来なかった事を何故か鮮明に憶えている
(たんなる おバカだったかも・・)


当時の私はいつも心の中で叫んでいた

「こら~ イチゴ! 
 なんで 指をペロンペロンするんだ~」

・・・と






だが・・

月日は流れ

今となり


もし、まだ、先生がご存命で、

もし、どこかで イチゴ先生に会ったなら

こう 伝えたい



「先生・・やっと わかったよ・・俺 」

・・・と 




お肌の潤いが年々乏しくなり

もう、指先が カピカピ・・・・

駅の改札、その目前で
「おおお~ 指が滑ってスイカが取り出せん」

などと よく 焦りまくる




だから、どうしたの?
と言われると 困りますが・・







はっきり言いましょう



ネタがないのですよ


このところ勤めるブラック企業が業務多忙にて
休み少なく

家と会社の往復の日々

多忙の為、忘年会さえ参加できず



年末年始の休暇まで休みは無いでしょう

なので、何処にも出掛けておりません



そいうわけで

では、また来年


よいお年を・・

















・・・と




これで終わりにするのも なんですので


過去に撮った写真も合わせ
私の住む房総を あえて辛口目線綴ってみました

名付けて

「房総スイスイツーリング」

ご興味ある方は是非ご覧ください









私は約50年の人生の内、累計36年程
千葉県に住んでいる
(それ以外は九州、東京)

なので、立派な千葉の地元民だと思っている


そんな地元民目線の厳しさからなのか、
千葉県の道をバイクで走り たまに思うことがある 

それは

千葉の道は なんか つまらんな・・・と

 (あくまでもライダー目線で)


そして、ついつい
あのライバル 伊豆半島と比べてしまう

眺めのいい山道、スリリングなコーナーの
連続、ダイナミックな紺碧の海、
清々しい渓流、

そして しっぽりとした温泉

華のある観光地 伊豆

テレ東の「いい旅夢気分」の放映回数も
房総より伊豆の方が遥かに多い


ああ・・そんな 伊豆半島が羨ましい・・


それにひきかえ
千葉県の山岳部は地味な観光地ばかり、
いや、そもそも観光地などと呼んで
いいのだろうか?
観光地に必要不可欠の「風光明媚」というのが
ないように思える


道路といえば、
標高があまりないせいか、峠が少ないので
仕方がない感はあるが、
なにしろワイディングロードが少ないのだ

「もう、コーナーはいい、腹一杯だ
楽な直線道になってくれ~」
などと思わせる道は・・皆無
(あったら教えてほしい)

そして 山間部の絶景道路もない
スカイラインとは名ばかりの有料道路
いったい誰がネーミングをしたのだろう
思わず金返せ! と言いたくなる

そして、オフロードの林道も短く、ヒルが生息
してそうな鬱蒼ジメジメ

渓谷とは名がついているが、
心地よいマイナスイオンが感じられず、
何か違う感が拭えない

そして、温泉も
「・・これって温泉?」と
思うのは私だけであろうか・・


それでも千葉県南半分はなんとか まだ まし、
もう、北部上半分は絶望的・・

(あくまでもライダー目線、個人的意見です)







・・すんません、
色々 厳しい事言 言い過ぎました


房総半島ツーリングにも魅力はあります






その魅力とは?


それはこのような名もない道



こういう田舎道がけっこう味わい深い



私は日帰りツーリングはほとんど行かない

込み入った市街地と味気無い高速道路を走り
やっとこさいいロケーションの場所にたどり着いたら、直ぐ帰る。 みたいな。
そして、帰り道はお決まりの渋滞 、
そんなのは嫌だからだ

だから、遠出したら泊まりと決めこんでいる

しかし、そんな私も天気の良い休日など
家から程近い、こんな県道をあてもなくふらりと
一時間程走ったりする

それが実に気持ち良く
千葉もまんざら捨てたもんじゃないと実感する








アクアラインを使って初めて千葉入りし、
房総半島をオンロードバイクで巡ろうとしている
方がいらっしゃるなら
私のお薦めコースをご紹介しましょう





まずはこの国道



410号線




房総半島の下半分を南北に縦断する道
伊豆半島だと414号線にあたるのかな

房総半島を南へ向かいたいなら、内房の海沿い道
を走りたい気持ちをぐっと堪えてこの道をお勧めする

館山道が出来て少しマシになったが、
内房海沿い道は眺めはいいが、混みがち、
狭いし 追い越し禁止だし
(朝早ければ別)


この410号線沿いの山道はたいした観光地も
市街もないのでとにかく空いているし、
交通量が少ないので路面もいい、信号もなく、
追い越し禁止も少ないので、スイスイいける

そう、気持ちよく スイスイとだ



ここで、はた と気が付いた

そう、そう、ツーリングには この
スイスイが重要なのではないだろうか


夏、蔵王のエコーラインという高名な道を
走った

見晴らしはいい、最高だ、道路はクネクネ、

しかし、車が多く、しかも追い越し禁止

私は、決して飛ばし屋ではないが
前にノロノロ走っている車があり、数珠繋ぎ状態
追い越し禁止なの前にも行けない

そう、スイスイ行けないので、

つまらないのだ・・


それに比べれば、この、410号線
絶景ポイントがあるわけではないが
実に スイスイと気持ちがいい
伊豆でも有料道路に乗らなければ
こうはいかないのではないだろうか





410号線から館山市内に入り


鏡ガ浦に到着



やっぱり 千葉は海ですな
館山は伊豆ならば白浜にあたるのだろうか







館山から時計と反対回りに海岸線を進む





こちらは沖ノ島
自衛隊のすぐ裏手にある







この時9月、まだ海水浴客がちらほらいた




ここ、いい海水浴場ですよ

波がないので、ボディボードとかでは
遊べないが、シュノーケリングや、
磯遊び、島の探検なんかで子供も大人も
楽しめるだろう

昔、仕事でちょくちょく館山に来てた時、
よくここで、釣りやらシュノーケリング
やらで遊んで サボった






こんな、小さな漁港がたくさんあるので

漁港巡りなんかもいいだろう






やはり、海ツーリングは青空が気持ちいい





館山から、和田あたりの海岸道は
実にいい
伊豆のように山が海に迫るようなダイナミックさはないが、
平坦な青い海と青い空が素晴らしい

千葉に来られたら
是非 走っていただきたいと思う






海沿いの道をぶっ飛ばすと
日々のストレスが抜けていくのが分るように
ほんと スカッとする
(程々のスピードで走りましょう・・)




千倉海岸

波がそこそこあったのでサーファーが
けっこういた

やはり千葉といえばサーフィン

もう名産品でしょう


北うねりから、東、南西うねりまで
反応する場所は日本全国探しても
なかなか ない
ビーチブレイクは豊富だし、リーフもある

まあ、日本全国行ったわけではないが、
ビーチブレイクならば日本で一番だろう


そう、これでも私 昔はサーファーのはしくれ
老体で身体がキツイんで最近は
とんと ごぶさたしてるが・・・





そのまま国道128号線を北上、

鴨川辺りででちょっとぐずつくが
その他は問題なし




勝浦から
県道177号線経由で178号線


千葉の自然を味わえる道ではなかろうか


この道
なかなかのワイディングもあるのだが
道路幅の狭いところもあるので注意




そして 寄っていただきたいのが ここ



ここが入口








ここを降りたところにそれはある





粟又の滝









こちらは上流から撮影


はっきり言ってダイナミック感はないが、

ここが唯一、千葉県で滝らしい

もう少し勾配が緩ければ
ただの急流として扱われただろうが
滝と呼んでもらえて良かったと思う



紅葉シーズン以外は空いている




所々に眺めいい場所も




そして、
冬のツーリングで冷えた身体を温めるには
是非、温泉など寄りたい所だろう


お立ち寄り湯は数々あれど

私のお薦め温泉は

ここ








七里川温泉




ここは千葉温泉に珍しく、硫黄泉のかけ流し


ここは紛れもなく温泉だというのが実感出来るだろう


昭和の香りする建物内に入ると
「ここは炉端焼き居酒屋か?」と錯覚するが
立ち寄り湯も可能なのでご心配なく

もちろん旅館なので宿泊も可能


私、こういう貧乏旅館が好きです・・

こ、これは決して悪口じゃありませんぞ

この、ショボ臭感がなんとも たまらんのですよ


一度、機会があれば泊まろうと思うのだが、
家からそう遠くないのでそういう気が起きない





冒頭に千葉の道はつまらん、などとほざいたが、
千葉の南は比較的温暖だし、標高が低いので
路面も凍結しずらい

1年を通して
バイクで走るにはいいかもしれませんな

絶対的な観光地はないが、混んでないので

そのぶんスイスイ走れる・・


いや~~ やっぱりいいですな 千葉って



と・・ 地元自慢したのですが


年末は伊豆に温泉キャンプでも いこか
と思う今日この頃です

では、また















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