グルメな休日、とうとうアレを作ってしまった

ただのおじん

2015年10月27日 07:29




・・あんたのグルメネタは、

しょうもないからねえ・・



と お思いの方


たしかに・・


今までは確かにおっしゃるとおりかもしれませんが

今回は、自炊生活32年の威信をかけ、腕をふるいました

是非、ご覧ください

_(,_,)_








10月も終わりを迎えた休日

世間様は休日だが、私は休日出勤


勤務するブラック企業の任務を午前中に終えた私は

そそくさと帰宅する電車の中で


・・この後、釣り でも行くか


と、思いついた



深い秋の青空、少し汗ばむ陽気・・

こんな日に家にいるのはもったいないと思ったからだろう


帰宅し、ふにゃふにゃと足に絡み付いてくる猫にカリカリを与えた後、

愛車1号機のスーパーシェルパに釣道具を乗せエンジンをかけた


暖機をしながら

さてさて、場所はどこにするか・・

としばし考える





少し走って

たどり着いたのは



とある海岸の河口付近




ここで、竿を下ろすのは初めて


この辺りは頻繁に通行しているので、気にはかけていた

ここ、釣れそうなんだけど、いつもあまり釣人がいないな・・

などと思っていた




私には釣りを楽しむ といゆう目的もあるが

今晩のおかずを調達するという

狩猟目的もある

釣った魚は、喰って 

オカズ代を浮かす


・・それが私の流儀

(さすがにフグは食べまへんが)

だから、ヘラだバスだのゲームフィッシングはあまりやらない



今日、狙うは魚は ハゼ


このハゼという魚

見かけはぱっとしないが、天ぷらにして食うと

けっこう旨し なのだ

ビールと食すと最高


特に今は落ちハゼの季節、良型が期待できる




ここらでいいだろうと

釣り場を決めた





陽気のせいか、ジェットスキーを楽しむ輩が多かった


ちなみに私はジェットスキーが好きではない
特に最新型の、300馬力とかある、水面かっとんでるやつ

理由は やかましいから・・


あれなら、三段シート、ロケットカウル、日章旗カラーのバブⅡ直管半ヘル兄ちゃんの方が
タイヤが付いてる分いくらかマシだと思う


まあ、私が買えないので、貧乏人のひがみもあるのだろう

ただ・・バイクも 乗らない人から見れば うざいのかもしれないな・・



などと、考えながら仕掛を作る


小さな天秤に8号位のオモリ

不覚だったのは、ハゼ用の針とハリスがなかった事

仕方なく、白ギス用の針を使った





釣り具屋で買ったジャリメを付けて

25メートル先くらいに放り投げて

あたりを待つ



ただ

ハゼは待っていても釣れない

回遊魚ではないからだ


あたりがなければ

すこし リールをまいて 探って、誘う


これを何度か繰り返す







一時間が経過した





釣果は良型なれど 1匹のみ


ときたま あたりはあるのだが、のってこない


餌取りのフグもいるし、何より

ハリがデカ過ぎだ、しかもハリスも1.5号と太すぎる


釣具屋でハゼ用の針と0.8号のハリスを買ってこなかった事を後悔した



「フフフ、三平、釣りはな、魚との知恵比べじゃよ」

釣キチ三平 第2巻、一平じいさんの言葉を思い出した



・・今日は知恵比べに負けちまったか

これじゃ 晩飯のおかずにならんな・・・

帰りにスーパーでサンマでも買って帰るか・・


そう思った時だ




「コンコン・・クン」というアタリがあった

すかさずあわせ、リールを巻いた


ぐぐぐっという手応え

・・おおっ いい引きだ

これはハゼではないな・・というのがすぐ分った

セイゴかな?と思うが 少し引きが違う


ボラか?・・・

この際、ボラでもなんでもいい、三枚におろして香辛料をふりかけ 唐揚げにし、

スズキ釣ったぞ、とか言えばカミさんには分からず、

「お、うめえなスズキ、御飯に合う」 

とか言ってばくばく食べるに違いない




・・さあさあ、正体を見せろや

とリールをグリグリ巻く


ここから、魚体が現れるまでの瞬間が海釣りの醍醐味で面白さでもある


魚も、
「お前なんぞに喰われたらたまらん」
と抵抗するようにグイグイ下に潜ろうとする


・・なかなか いいファイトをするじゃないか、しかし、相手が悪かったな・・


ロッドは小物釣りの軽量竿だったが、怪我の巧妙とはこのことか

ハリスが太いので安心して魚を岸に近付けた



やがて


銀色の魚体がちらりと見えた


・・ほー、これだったのか・・













型は30センチちょいなのでカイズクラスかな

でも、クロダイなら外道でも歓迎だ




その後、もう少しハリスを長くして、ジャリメを房がけにし

狙ってみるが、

狙うと不思議なもんで、いっこうにあたる気配もなく




晩飯の支度があるので

終了 とした












本日、二時間の釣果

クロダイくんのおかげで今晩のオカズはなんとかなりそうだ

ハゼも良型なのが分かっていただけるだろうか



これを、これから 調理する

ハゼは天ぷらにしようかとも思ったが一匹だけ天ぷらにするというのも面倒なので

今宵のメニューは


ハゼ&鯛飯



作り方は適当でいたって簡単

男料理に向いている


まずは、鱗とはらわたを取り、切り込みを入れ、塩をふる(ちょい多め)




しばし、時間をおき
(時間をおくことによって臭みがとれる)



これを魚焼きグリルに入れる




この間、米の準備

鯛の大きさ、食べる人数を踏まえ、2合半とした


米をとぎ、水はちょい少なめにし、酒、醤油、塩などを入れ、好みの味付けにする

私は隠し味に本だしを少々




鯛が焼けた
(焼きすぎに注意)




土鍋にといだ米と昆布を乗せ、鯛とハゼを置く





そして


火にかける




アウトドアで飯を焚いている方ならばお手のものだろう


ただし、白飯よりこげやすいのでちょっと注意が必要



土鍋からチリチリと音が出始める

普段炊飯器では出来ないおこげを愉しみたいと思い、

最後に強火にし 火を止めた



しばし蒸らして




出来上がり




三つ葉とか乗せるのがいいみたいだが、都合よくそんなものはないので

彩りのため、水菜を刻んだのと、ネギを乗せた




丁度、「あ~腹へった・・」 とカミさんが仕事から帰ってきた






頭とヒレ、骨を取り出して、身を解すように飯と混ぜ合わせる

いい塩梅に炊けてる、

香ばしいおこげ匂いに思わず生唾が溢れる


「早く食わせろ」 と言うカミさんと、魚の匂いに反応した猫がみゃーみゃーと

うるさい










「うん、鯛の旨みが飯にとけ込んで、ん?、ハゼも一役かってるぞ、ハハ、こりゃいいや」






「あらま、これ、お茶漬けも、いいんじゃない、パクパク、ムシャムシャムシャ・・・」





まあ、たいした落ちはないですが、

ということで・・


では






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