私はサラリーマンというやつを
かれこれ30年以上やっております
その道は決して平坦な物でなく、山あり谷あり・・
(圧倒的に谷が多いが・・)
私が現在勤務する会社は従業員数と資本金でいうならば
いわゆる大企業というのに分類されると思います
(給料は中小企業並だが・・)
そこにはいろんな部門がありまして
生産部門 非生産部門
経理部もあれば
億単位のお金を動かす部もあり
小銭をチビチビ稼ぐ業務もある
男子として生まれたならば
サラリーマン金太郎のように
どかっと
スケールのデカい仕事をやりたい
などと 若い頃は思ったものです
それに 幼年期の頃 私は親戚のおじさんに
「この子は 将来 大物になるばい、 よか顔しとるっちゃ」
と 酔っぱらう度によく言われたもんです・・
それは 子供ながら 悪い気はしませんでした
そして 親というのは今も昔も
バカ です
私が理科のテストでたまたま良い点を取った時
うちの母親は
「・・この子は医者にさせようかね」
などと 盲想を膨らませた独り言を呟きながら私を見ておりました
そんな私が現在どんな業務をやってるかなんていうのは
皆様にあまり関心ないかもしれませんが
私の仕事は ズバリ
技術系
しかし、
そこにサービス業と営業系も少し混ざっておる訳でありまして・・
・
年明け 1月4日は仕事始め
上司より下った 新年1発目のミッション
それは
便所の詰まり除去 という指令
現場に到着すると
「ああ〜 助かった 昨日の夜から流れないんです」
と困り顔のオババがクライアントだった
「何か思い当たる原因はありますか」
そう 私がたずねると
「そうね・・トイレットペーパー流し過ぎたかしら・・」
と返答が返ってきた
「そうですか、すいませんが お湯を沸かしてもらえますか」
とヤカンでお湯を沸かしてもらった
そしてそれを便器にジョボジョボと注ぐ
便所の詰まりを取るにはこれが有効だ
私は道具の1つ
通称 シュポシュポ、スッポン
正式名ラバーカップなる器具を取り出だした
だいたいの詰まりはこれで事足りる
それを便器の排水口にぐいと押し付ける
素人はただやみくもにシュポシュポするからダメなのだ
ゴムの部分を密着させ 「フンッ」と力を入れ
水流をぐっと送りこみ
今度は「ムウッ」と気合を入れギュイン吸い出す
「フンッ ・・ ムウッ・・フンッ」 と何回か繰り返すと
やがて湧き出てくる大量の汚物
鼻腔に拡がる故郷のこえだめ臭
・・おいおい原因はトイレットペーパーじゃなくてあんたのうんこだよ・・
と思うが プロは決して嫌な顔を見せてはいけない
「はい、もう大丈夫ですよ」
「えっ もう直ったんですか、やっぱり職人ね~ 本職は違うわ」
(やや 尊敬の眼差し)
・・これが専門じゃないぞ、デスクワークとかもするんだぞ・・
と思うも 口に出してはいけない
「・・いや それほどでも ハハハ」
と愛想笑いをし その場を去った
これが 私の 新年1発目の仕事
ザ グッドジョブ・・
おいおい、便利屋か?
お前のスケールの小さい業務と
大物になってないのは よく分かったよ
・・で 何が言いたいの?
そう 問われると
今年は
ウンに恵まれるかもな
宝くじでも買ってみるか・・
と 新年そうそう そんな気がした今日この頃です
m(_ _)m
失礼しました
本題に入りさせていただきます
マイ テントを作成したので その日記
テントって作るもんか?
・・ですか フフフ
やっぱり これは 自分の好み、それから私のマイカー事情を考慮すると
自分で作らざる訳にはいかないのでした
・
まず ベース作りから
ホームセンターで12ミリのコンパネを1枚購入
それを自分好みのサイズにカットします
カットした寸法は 800×850
大きい方が快適だが私のクルマにはこれが限界でしょう
そして 可動部をベニヤと塩ビパイプで作成
日が暮れたので 家の玄関にて作成
ジグソーで角をアールにカット
可動部の確認
これがスムーズに動かないと不具合が生じる
少し耐久性に不安が残るが この日はこれで終了
明日は この可動部にフレームを取り付ける
そして翌日
本当はアルミフレームが良かったが、なかなか細いのが見つからなかったので
この緑のフレームで代用
これは小さなビニールハウスで使うやつ
これを決めた寸法にカットし
可動部の塩ビパイプに差し込み接着剤で固定
この日はこれで終了
更に翌日
仕事から返ってくると メシも食わず 早速続きに取り掛かる
この位の情熱をかけて 仕事すれば 今頃もっと出世してたろうに・・
と思いながら昨日まで出来栄えを確認
悪くない
これならなんとか車に積めるだろう
そして、リサイクルショップで980円にて購入してあったスキー板
このままだと長いんで これもベースからはみ出ないよう グラインダーでカット
それに少し下駄をはかしてベースに取り付ける
バッチリだ
1番気を使った天井高もちゃんと取れている
これに 使ってないテントのフライシートを取り付ける
使用するのはビニールハウスとかで使うパッカーという止め具
これが けっこうやっかいだった
なんか ピシッといかない
全部フライシートだと暗いので前方にビニールシートを貼る
どうにかこうにか 完成
細かい部分は 未完だが
とりあえずこれで フィールドテスト
・
・
やってきたのは ここ
群馬県は 赤城大沼
氷の上は スキーがついてるのでスイスイ
こんな 感じになりました
テントといってもワカサギ釣り用のテントです
通称 カタツムリ
市販品も無きにしもあらずだが
大勢のワカサギアングラーは自分好みの大きさで自作してるのではないですか
こちらがテントの中
氷上ワカサギというと
寒い・・というイメージがあるかもしれませんが
ランタンひとつで ポッカポカであります
釣果はいまひとつだが
キンキンに冷えた 金麦が
旨し
では
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