「どうでもいいですよ日記」娘を極寒フィールドで鍛える?の巻

ただのおじん

2017年02月15日 06:19







まあ、どうでもいい話ですけどね・・


この私・・


とうとう、


今年


あの方と同じ年齢になりますわ




あの方とは・・



この方です








※磯野波平氏 推定年齢54才


いつかこの日が必ずやってくるというのは

分かっておったのですが、実際訪れると

自分ももうそんな年になってしまったかと感慨深いものです



ただ、歳は同じでも

私には彼の威厳というか親父特有の貫禄ってモノが

まったくないような気がします




思い起こせば私には親らしく説教というのをした覚えがあまりない



私は根本的にめんどうくさがりな性格なので、

放任主義というか、得意の 「・・まあ、いいか」 で済ませてしまう


そもそも真面目な話と理論的に物事を諭す、というのが苦手なのです



もしかしたら、頭の中は

この方と同レベルなのかもしれん

















子供は親の背中を見て育つ と申します


お恥ずかしい話ですが、

我が娘(17才)高校2年生

私の背中を見すぎてしまったせいか

呆けた生活態度が日々エスカレートしているように思う




先日、担任の先生から電話がかかってきて

その内容を聞いてびっくらこいた


なんと、娘の保健室利用回数が校内トップだというのだ


別に身体が弱い訳ではないのですよ、眠くなると保健室行って寝るらしい


その件を問い詰めると

「・・保健室ってよく寝れるんだよね」

とほざきよった


すでに、欠席日数も多く、大学推薦も受けられない状態だという


わざわざ高い金払って私立高校に通わせてやったというのにこのていたらく


ジャニタレにうつつをぬかし

家にいる時も、テレビ見てるかスマホいじってるか、寝てるかのグダグダ生活


「バカモーン、お前は毎日が正月か!!」

と波平のように説教の1つも言いたくなるが、

それよりも行く末が心配になってくる

このまま社会人として生きて行けるのかと・・










ええ、

威厳もなく貫禄もないとはいえ、私も親ですよ

このままじゃいかん

そう思いましてね



娘を極寒フィールドで鍛え

腐った性根を叩き直してやるか


そんな事を考えたのですよ・・



























早朝というか夜中

「こらっ、起きろや、極寒フィールド行くぞ!」

と娘を叩き起こした



ぐずぐず言っていたが、なんとかもそもそと起き出した



起きたはいいが、やれメークがどうの、髪を巻かないとだの

グダグダやっており、出発は3時を過ぎてしまった


オンナというのはなんでこんなに準備が遅いのだろう














夜明け前の高速道路を愛車3号機ジムニーでひた走る





ピンぼけなのはジムニーがやたらと揺れるから






向かう先は、長野県は八ヶ岳の麓

その極寒フィールドで自然の厳しさを娘に教えてやろうと思う















到着した










ここは、長野県は小海町 松原湖





ここで何をするかって?


もちろん 私のマイブーム


氷上ワカサギ釣りですがな




はい、今日こそ 爆釣してやりますわ




本当は嬬恋にあるバラキ湖に行こうとしたんですけどね

事前に あまり釣れてない との情報を得たので急遽こちらへ鞍替えしました


ええ、ワカサギ釣りは情報戦でもあるのですよ







釣り宿で釣り券、ドリル、レンタル竿を借り情報収集

湖畔を見るとやはり釣れているポイント「姥の懐」にテントが群がっている


娘はアウトドアウェアを持っておらず、20年前カミさんが着てたスノボウェアを着させ

そそくさとポイントへ向かう








そして、ここからが重要なポイント

湖の何処に穴を空け、釣り場を作るかです

これでこの日の釣果が決まると言っても過言ではない





指南書によると、

初めての場所では上手そうな人のそばにこっそり穴をあけるべし

などと書いてあった



そこで、

・・よし、あのおっさんだ と

年季の入ったローカルっぽい人に目をつけ


その近くに 穴を開けテントを張った








こちらが我が家のテント



アマゾンでワカサギドームテントを一瞬買おうかと買い物かごに入れたが、

やっぱりやめて

家にあった安々ドームテントのボトムをハサミでチョキチョキと穴を空け、ワカサギ用とした






「いいか、釣りはな、

ただ、ボーッと糸を垂らしても釣れんのだぞ

言うならばワカサギとの知恵比べだ

こうやってちょんちょんと誘うんだ、

そうしたらワカサギが興味を示して食らいつくってわけだ

ほれ、やってみそ」


と釣り方を教えてやった









そして、時が経つ



















怖れていた事態となった・・







まったく、釣れん


・・なんで こーなるの





娘がつまらなそうにしている




その娘に

「いいか、こういう釣れない状態を

業界用語で 激シブ というんだぞ」

と教えてやると


「はあ? あ~あ、つまんね・・」

と娘はスマホをいじりだした











これでは、家にいる時とまったく同じではないか



・・いかん、ここは早く1匹を釣り上げ

ほれ、わしが本気を出せばこんなもんだ、フフフ

とおやじの威厳を示さねば


そう思っていた時、焦りが出たのか



不覚にもレンタルの竿をポキッと折ってしまった



娘に 「ドジ、だっせ・・」と言われるありさま





それでもなんとか一尾と、粘った・・








だが、よくよく考えれば

この折れた竿でワカサギの繊細なアタリが分る訳でなし




結局、

また知恵比べに負け、釣果ゼロのまま引き上げることになってしまった










レンタル竿を返す時、

「すいません、竿を折ってしまって・・」

と弁償するつもりでいたが

「ああ、いいですよ別に」 と言ってくださった


その節はご迷惑をおかけしました




なので、お詫びとして

微力ながら売上に貢献したいと思います




皆さん、

松原湖で釣りするなら

この、立花屋さん ですよ

 

食事も美味しい、トイレも綺麗

なによりスタッフさんが親切

一年中やってますよ~

お薦めですよ~














途中立ち寄り湯などで温泉につかり







佐久市内を抜けて今宵の宿がある北軽井沢に向かう









ほれ・・浅間山が美しいぞ

と言ったが、グーグーと寝ておった・・
















この右手に見えるのが今宵の宿

ホワイトヴィラ北軽 さん



一見、普通の家

それもその筈、1階にご夫婦が住み、上階の2部屋をコンドミニアムとして貸している


お部屋広めでキッチン付、食器、調理器具も完備

お値段も安いので 

ご家族連れにお薦めですぞ



本当はここで、

「ほれ、腹一杯食えや」 とワカサギの唐揚げを振る舞うつもりであったが

またもや幻の魚となってしまった



ただ・・


ワカサギ1匹釣るのも大変なんだぞ

生きていくのは厳しいのだぞ


という教訓は伝えられたような気がする

(おまえのヘッポコぶりは伝わったぞ、という御意見はご容赦)





不甲斐ない結果

シーズン中、なんとかリベンジしたいのだけど

これから仕事が忙しくなる時期、行けるかどうかは未定です


それと、氷上ワカサギ釣りってけっこう金かかるのですよね

ガソリン代、高速代、釣り券、レンタル品、諸々・・


同じまぼろしの魚なら

房総半島の地磯で石鯛でも狙った方が安いような気が・・

(餌が余ったら食えるし・・)








では







にほんブログ村






にほんブログ村



あなたにおススメの記事
関連記事