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ただのおじん
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家族:妻、娘、猫1匹

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座右の書:酒の細道、
さすらいの野宿ライダーになる本
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好な食べ物 :どん兵衛、
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好きな音楽:フォーク、パンク、
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近々のささやかな夢 : 北海道へ行く、
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Posted by naturum at

2014年08月25日

みちのく独り旅 その2 法体園地キャンプ場




いやいや 蒸し暑いですなガーン


私は朝、だいたい6時半頃 家を出て

その日の労働に向かうのですが、

最寄り駅まで歩くだけで

もう、汗汗だく・・


こんな暑いんだから 仕事にならんし

いっそのこと、9月まで夏ってことにして

日本もヨーロッパ並みに

もっとバカンスとかすればいいのに・・




などと


叶わぬ愚痴をぼやいたところで



夏休みの 思い出日記

その 続編です

よかったらご覧下さい



題して


♪みちのく~ 独り~ 旅 ~

その2










吹上高原キャンプ場に別れを告げ

昨日と同じく その日も悩んだのでした


どこへ行こうか?  と


行く先をなかなか決められぬ事は

いつもの事として、その日は何よりも

ツーリングらしい快適なロードを走りたい


そんな思いが強かった







キャンプ場を撤収する時に降っていた雨は

すでに止み、路面は乾いていた



国道に出て、スマホで天気を確認すると

くもり曇りのマーク

地図を眺め

このまま国道108号線を進むことに

決めた


快適そうだし、昨日のように地図を

見ながらあっちへいったり、こっちへきたり

迷うのは もう ごめんこうむりたい との思いが

強かった




暫く走ってダッシュ


108号線は正解だったと実感する

道路は整備され、信号は少なく

自動車専用道路のように

スイスイ進む

そう スイスイだ

ツーリングはこのスイスイが大切



そして、ほどなく 秋田県に入った





秋田県に足を踏み入れるのは初めて






秋田県と言えば


・・やっぱり

なまはげ








いやいや

秋田県といえば

これ


きりたんぽ でしょう








はあ?


何をおっしゃいますか・・


秋田といったら



これですよ



秋田美人でしょ












いいんや



マタギ だべ







と まあ 様々なご意見があるかもしれないが



私にとって

秋田で連想するものと言ったら

皆さんとは少し違うと思う




実は



私が秋田県で真っ先に連想するものは




これ







これなんですよ









「釣りキチ三平」







秋田県はこの物語の舞台



以前に「サーキットの狼」の想いを

綴ったことがある


しかし、それ以上にこの作品

「釣りキチ三平」

この作品には深い思い入れがある


特に単行本の1巻から10巻までは、

幼少の頃、漫画本が擦りきれる程

何度も何度も読み返した


今思い出しても素晴らしい珠玉の物語

主人公 三平 三平の活躍に胸を踊らせ、

魚伸さんの頼もしいカッコ良さに憧れた

それに加え、矢口先生の描く山河に魅了され、

夢中で読み耽った


当時、小学生の私は、当然の如くその作品の

影響を受け、

友人数人と「釣りアホの会」 という

愛好会的な徒党を作り

休日になると、自転車を1時間程走らせた

沼や川に赴き 釣糸を垂らした


お気に入りの餌はマルキューの「赤へら」

ミミズを使うのは初心者だと思ってたし、
(間違った知識です)
この練り餌のこれまたいい匂いのすること・・

「この匂いが 魚も好きなんだよ」

などと嘯き

小フナや口ボソを釣っていたが、

いつかはルアーというやつで魚を釣ってやろうと

まだ見ぬ山河に想像を駆け巡らせた


今、思い出すと無性に懐かしい






108号線沿いにある

映画版 釣りキチ三平 のロケ地







この川がそうらしい





多分、アユ釣りシーンかな??

いかにも釣れそうな川だが、釣り人は見当たらない





釣りキチ三平に出てくるような

のどかな秋田の風景が目を和ませてくれる







暫く走り

由利本庄市に入る

ここまで来ると日本海はもう すぐ


特に行くアテはなかったが、

海に近づいてくるにしたがって

夏だし、童心に戻り

海水浴キャンプを無性にしてみたくなった



素朴な日本海

夏のまぶしい太陽の下

海の家で 焼そば、ところてん 、かき氷なんか

を食べるのもいい、

そして、子供達に混ざって波と戯れ、

海水で冷えた身体を

砂浜で甲羅干し・・

こんな事が子供の頃、やたらと楽しかった


テヘッこれぞ 日本の夏休み




すっかり海水浴キャンプモードになった私めは、

海を目指し愛車2号機 TDMを

海岸線に走らせた






たどり着いた日本海






この先に私の目的地はある



前回も述べたが、私の東北地方の羅針盤

「辛口キャンプ場ガイド」


この資料によると、そこは

設備整い、温泉施設も隣接、チョーお薦めの

☆5つ星


夏のパラダイス 「西浜キャンプ場」

と記されてあった




・・・が

しかし、


到着して

一気にテンションが下がる


何故かというと、


やっぱり


激混み





写真では分からないが

かなり混みあっていて、しかも

受付では人がズラリと並んでいる


当たり前だろう、海辺のキャンプ場が

8月14日に混まなくて

いつ、混むというのだ




そうそう、たしかシーズン中は激混みと

書いてあったのを思い出した


奥の奥ならば

テントは張れない事はないだろう

しかし、駐車場からかなり距離が離れそう


私の不人気 安々バイクなんぞ

バイク窃盗団もスルー しそうだが、

それでもやはり心配



こりゃあ、来た時期が悪かったな と

言うことで

海水浴キャンプは早々と諦めた








気をとりなおして

鳥海山に 向かう





この秋田富士と称される鳥海山

そこににブルーラインという

ワイディングロードがある



見晴らしがよく、快適な道だと

ツーリングマップに書いてあった





これがそれ

鳥海ブルーライン
※画像は拝借しました




この道、ぴよこ3お薦めですわ

正直言って、ツーリングマップに

「東北お薦め ロード10選」に選ばれている

蔵王エコーラインより遥かに いい


路面は整い、追い越し禁止ではないし

何より車が少なめ












私は他のライダーを追い越すよりも

圧倒的に追い抜かれる事のほうが多い


スピードを出して かっ飛ばせば カッコいい

などと思う 年代は とうに過ぎた


・・・だが


そんなセーフティライダーの私でも、

たまには

「ちょっと、攻めたろかいな」

と、思う時がある


そう、このブルーラインは

そんな気にさせる道なのだ






少し長い直線、

ギアは3速

タコメーターの針は3000付近

ミラーに後方から近づくバイクのライトが見えた

フルカウルと甲高い排気音でスーパースポーツ

だろうと思う

普段ならば、左に寄って道を譲るのだが、

その日は、「ちっと・・相手 してやるか」

という気になった

我ながら 「若いな 」 と思いながら

スロットルをグイっと開ける

ドドッ ドドッ と奏でていたTDMの

2気筒エンジンが

マルチのようにのように フウォーーンと

吹け上がる


思わず 「・・いいねえ」  と 呟いた


こいつの高回転の伸びはなかなかのもの

一見、オフ車のように見えるTDMだが、

間違いなくオンロードバイクだと感じる瞬間


そして4速にシフトアップ

スピードは ぬわわ を越えている

とだけしかここでは書けない


コーナーの入口が近づいて来たので

早めのブレーキング

バトルとはゆえ、見知らぬ遠方の地で無理は禁物


ブラインド気味のコーナー

3速でいいだろう とシフトダウン

ブレーキをゆっくりリリースして

バイクを傾ける

曲がりっぱなは緩やかだったコーナーが、

途中で曲がりが強い事に気がつき、

少し焦るが、減速せずに更に車体を深く倒しこむ

ステップに乗せたライディンシューズが

が路面に ズズーっと擦れた

TDMのバンク角はそんなに深くない

「その位にしとけ、オジジなんだから」 と

愛機が教えてくれているようだ


車体が旋回していくと、コーナーの出口が

見えてきた。 徐々にスロットルを開ける、

タイヤを交換してから初めての峠道、

無理は出来ないが、グリップは悪くない


コーナーを抜ける瞬間、身体から放出される

アドレナリンだかなんだかの快感物質


苦手な右コーナーだったが、

スピードも乗っていたし、上手くラインもとれた


頭の中では、

・・わしって 速え~ な、 カッケーなあ~

と自画自賛

もう、気分はすっかり

ヴァレンティーノ・ロッシ


「よし、よし、次のコーナーはもう少し
ブレーキを我慢して 攻めたろかな・・」

などと 次のコーナーの攻略をたてる


・・・しかし、

速く走っているつもりが、

実際はさほどでもない事が多く、

私の右横を、赤いCBRが、フォーーン と

追い越していった

左手には「お先に失礼」のハンドサイン


・・おいおい せっかく、人が

いい気分だってのに なんだよ・・・ガーン

・・まあ、こっちは 大量のキャンプ道具満載、

その ハンデがあるからな


と自分を慰める












ブルーライン 最上部からの眺め


曇りなのが残念






さてさて、

ワイディングロードで遊んだことだし

ちょっと早いが 今宵のねぐらに向かう事にする



目指すは鳥海町にある

「法体園地キャンプ場」

ちょっと変わった名のキャンプ場だが

ここは私の好きな

無料キャンプ場 (ニヤリ)

辛口キャンプガイドでも、☆4つと

なかなかの高評価で かなり 期待出来る






しばし、のどかな山間を走る




この辺り

地図で見てもけっこう奥まった山深い場所で

喧騒から離れた静かなキャンプが出来るだろう





更に山奥へと進む

道端には 「熊出没」の看板


いいじゃないですか 熊さん


このくらい自然豊かではないと

非日常感は味わえない




だんだんと


キャンプ場が見えてきた





・・・・しかし、

近づくにしたがって

沸き起こる 不安




道路からキャンプ場を見下ろして

驚いたビックリ

なんだ このお祭り広場は?・・・と







公園の一部がキャンプ場になっている感じ

そして広場の先に滝があり、

かなりの賑わいをみせている

しかも、鳴り響く大音響の

♪ジャパニーズ ソウル ミュージック♪






ああ、

ここも

やっぱりか・・・・


と 落胆するも


しかし



しばし、サイトを観察すると、

半分位はバーベキュー客だと気が付いた


そう、日帰り客や、立ち寄った観光客が多く

キャンプのテントはそんなに多くない


そもそも 環境は悪くない

芝生は綺麗だし、

目の前にはこんな清流があり



なかなか心癒されるロケーション

水遊びが気持ち良さそうだ







とりあえず いつものように

隅っこに設営






そして 園内を散策







園地の奥から撮影

かなり広いが

テントはトイレや炊事場のある

左側に集中している





トイレもログ風で、なかなか



写真を撮らなかったが炊事場も立派



いやいや、よく見ると

いいじゃないですか

このキャンプ場、

ワイルド感はないが、その代わり

全てに手入れが行き届き、

眺めもいい

これが無料って 凄いじゃないのぴよこ3







そして


実はここも

釣りキチ三平のロケ地だったのですよ




これが それ


ここのシンボル

法体の滝

なかなか 豪快


たしか、夜鳴き谷の怪物 だったかな

大岩魚と三平との対決


人が多いのはこの滝を見に訪れる

観光客もいるからだろう




そして、気になる大音量に鳴り響く

演 歌


その出所はここだった



この園地のレストハウス「すえひろ」さん

ここで簡単な食事や、ドリンクが買える


しかも、ここのオーナー

細川 たかし のファンなのか?

やたらと 

♪ きた~の~ 酒場どおりには~~

と何回もリプレイしている



それを聞いていると、なんだか

居酒屋気分モードになり



おでんと地酒のワンカップを

購入し



滝を見ながら食す



世の中には、予期せぬ出会い、というものがある

それが、ここの・・おでん

まったく期待せずに食べたのだが、

ここのおでん が 旨い

特に だいこんは絶品


・・ただ、私の 「旨い」 の評価は

いい食材使ってるだの、

いいダシとれてる の話ではない


やたらしょっぱくて味が滲みている

つまりは、 もう

酒がすすむ、すすむぴよこ_酔っ払う

これに較べればコンビニのおでんなど

私にはパンチ不足



思わずワンカップをおかわり



・・・へー、このキャンプ場おもしろいじゃない

そう思いながらほろ酔いでテントに戻ると




バーベキューの客がだいぶ引き上げ

かなり静かになっていた

ちなみにバイカーは私だけ



おでんだの岩魚の塩焼きだの

食べたので

米を炊いて、レトルトカレーで

簡単に食事を済ませ



就寝ZZZ…



ちなみに・・・夜はとても静か




そして翌朝



あいにくの雨雨

天気予報を見ようとするも

携帯は圏外


さてさて、どうするか?

と考えたが 雨が強くなってきたので

結局、帰ることにした

そうなると日没前に戻りたくなった

雨の夜間走行はおっくううだし

なにより渋滞が嫌だ




「法体園地キャンプ場」

ここ、お勧めですよぴよこ3


最初は山の中に突如現われた喧騒に

面食らったが、慣れるとさほど気にならない

演歌好きにはたまらないでしょう(笑)


子供達には川遊びも出来るし、

下流部では釣りも出来そう

ただし、水はかなり冷たいが

なにしろ 無料っていうのがいいじゃないですか

ただ、私の場合、おでんだのワンカップだので

結局高くついたような気がしたが・・・







撤収をし、さてそろそろ帰るかと

バイクのエンジンをかけようとしたら


ある男性に

「もしかして、ブログ書いてませんか?」

と声をかけられた


私は目が点 (・・)


最初なんの事か解らなかったが、

「へー、これがあのホムセン箱ですか・・」

と私のバイクを見て、なにやら感心している


そう、私のブログをたまたま見ている方だった

こんな遠方でそんな方に会うとは

ビックリ


しかも、よくよく話を聞くと、御一緒になるのは

初めてではなく、以前、夏井川渓谷キャンプ場で

一緒だったことがあるという

それを聞いてまた 驚き


私のブログを見ている方にキャンプ場で

ご一緒するなど、天然記念物並みに珍しいが

しかも、ビックリ2度目だとは・・




キャンプ場を後にして、思った

あの方とせっかくだから記念撮影でもしとけば

よかったと、

いや、せめてお名前位は聞いとけば・・・


スノピの方と呼ばせて頂きます

もしかして、私と同じく

無料キャンプ場 愛好者でしょうか?

またどこかでお会いするような気がしますぴよこ3







帰り道は 108号から

国道13号で南下


山形県に入ると雨は止んで曇り空







せっかくだから たまには観光地でも

と思い 蔵王に寄った





蔵王エコーライン


この道 眺めはいいが、

走るには昨日の鳥海ブルーラインのがいい







さすがに駐車場満杯 そして 寒い




こちらは 蔵王の お釜


幼少の頃 今は無き 母親と訪れた事を

思い出した 

もう45年位前の事だろう


・・そう、リフトに一人で乗るのが怖かったっけ・・


そんな 思い出に浸りながら

帰り道を急いだ・・・・





9月になると仕事も少し忙しくなりそうですが

3連休はまた少し遠出したいですね


・・・・ではチョキ



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Posted by ただのおじん at 05:39Comments(4)法体園地キャンプ場