「休日野外生活」日記　

・



本題に入る前に

どうでもいい話してもよかですか




８月が終わって

酷暑の峠は超えたというとこでしょうか



自慢ではないがこの私

もしかしたら　鉄人の領域に到達したかもしれません


なにせ　この記録的な酷暑の夏を、


とうとう


エアコン無しで　乗り切りましたからな



いやあ～　今年は今まで一番きつかったですな


我が家にはカミさんの部屋しかエアコンがありません

リビングにも　もちろん私の部屋にもありません
（カミさんと私の寝室は別）


エアコンが嫌いって訳でもなく、買おうかな

って思ってるうちにいつも夏が終わる、みたいな



日中、暑くてたまらん時は

水風呂入ったり


夜、寝るときは

扇風機　とアイスノン　は必需品



・・これでしのいだのですけど


ただ、鉄人の私でも　どうしても耐え切れん夜が

一晩だけありましてな


私の寝室は２階の西側を向いてまして

日中の熱気が溜まりやすいんですわ


その晩は無風、室温は日中の熱気で室温がなかなか下がらない夜でした


・・今宵ひと晩くらい泊めさせてもらおう、
若かりし頃は一緒に寝てたラブラブ時代もあったんだ・・


そんな思いで　私はエアコンのあるカミさんの部屋へ避難


エアコンのリモコンスイッチを オン


ベッドに横になりまして

いやあ〜エアコンってチョー快適だな、

あいつはいつもこんないい思いをしとんのかいな

わしがクソ暑い部屋で寝とるっちゅうに

ったくよう・・



などと ぼやきながら ウトウト


そしたら


「おいこら！なあに　 あたしのベットで寝てんだよ！

自分の部屋戻れよ、シッ シッ 」

ってカミさんに追い出されましてな

（まぎれもない実話です）




熱気のこもった私の部屋に戻り、

アイスノンを両脇に挟みながら

私は　

魔太郎になった



・・うぬぬ　鬼ババめ、お前にわしの遺産はやらん、遺言状に 全部 猫に やる って書いたるわ・・
（たいした遺産はありませんが）



そう誓ったのです・・






・






m(_ _)m




失礼しました







さて

しょうもない話はこのくらいにして

本題に移ります








旅に出て4日目の朝

下北半島 薬研野営場を後にした私は半島の東、尻屋崎へ向かった


ここは予定してなかったのだがちょっと寄ってみるかって気になったのです















岬へ向かうロードは

ちょっと　北海道の雰囲気を彷彿








北海道ライダーというと

これですか





絵が下手過ぎて分かりませんか？

まあ、ライダー同士がすれ違う時の挨拶ですわ

昔で言うピースサイン


千葉県から本州を北上したわけですが、北へ行く程この挨拶が増えますな


青森県下北半島ではもう北海道と同等


私はシャイなもんで積極的にピースするほうじゃなく

普段は相手がしてきたら返すってタイプなんですが


バイクの種別でいうと1番ピースしてくるのは

やはりツアラー 系、アドベンチャー系ですか





下北半島ではほぼ１００パーセント

だからこの系バイクが来たら私も積極的にピース




そんで 、その次はオフロード





その次くらいが ネイキッド系





お次が スーパースポーツ系




お次がスクーター系かな





そんで見事　最下位は

ハーレー系（国産アメリカン含む）




ハーレー乗りから ピースはまずありませんな（笑）


いいんですよ別に、批判してる訳じゃございません

スタイルは人それぞれですから











海沿いに 岬へ向かった





大間崎より断然こっちの方が岬っぽい

あの襟裳岬を思い出す





















尻屋崎に到着





観光客は　ぱらぱら


大間崎は大賑わいだったが

ちょっとの緯度の差で違うものだ






この岬は馬が放牧されており

近くで見るとけっこうでかくて　怖い



くれぐれも馬糞に注意ですぞ









その後国道３３８を南下し

東北道で岩手県に向かう



さらば青森県











空いている東北道をしばらく走り



盛岡の南で降りた


ここで食料とドリンクを調達して入浴を済ませた



そして今宵の野営地

岩手県は早池峰山の麓にある

タイマグラキャンプ場に向かった



このキャンプ場はあの「辛口キャンプ場」でも高評価

自然豊かで、前から是非訪れたいと思っていた場所



とうとうその思いが果たせる






山奥に入っていく時のちょっとした冒険っていうんですかね

そんなのがいいですな











地図だとそんなに遠く感じなかったのだが

まあ、細いくねくね道がこれでもかって続く




単車はそうでもないが、

車は対向車のすれ違いに気をつかいそうな狭い道









早池峰山登山口に到着








あいにくの雲で早池峰山は見えなかった










ここからまた山道をしばらく走ると








やっとって感じで　到着


タイマグラキャンプ場






管理棟に人はおらず電話すると

受付は隣接する早池峰山荘でしてくれとのことだったので

そちらで受付完了

料金はたしか５００か６００円くらいだったような








サイトはこちらの広場サイトと






こちらの渓流沿いのサイト





やはり前評判どおり自然豊富で素晴らしいロケーションですな

眺めの良いサイトありの、適度な木陰ありの

渓流のせせらぎが心地良し

そして　私のこだわり　地べたもすっきりしていてグッド


ただ、山深いおかげか携帯の電波はいっさい入らなかった






せっかくなので今回は渓流沿いに設営







川ではフライフィッシングや子供が水遊びをしている






入浴は済ませていたが、ちょっと汗をかいたので

上半身裸になり川の冷たい水で身体を拭くと

風がひんやりとして心地良い



その　渓流を眺めながら

本物のビールをグビリ




自然豊かなロケーションで飲むビールは

最高美味し







そして日は傾き









今宵のメニューは昨晩に引き続き

焼き鳥








そして


夜はふけていった・・




・

・

しかし・・

深夜１２時頃　目が醒める




まあ、近くのグルキャンがうるさいことうるさいこと・・



静かな環境なんで　余計　うるさく感じた



こんな、山深いキャンプ場にも　ど素人がきとるんかい・・

と目が醒めたついでにクーラーバックから

残っていたビールを開け　１人二次会となった
（うるさくなくても目が醒めたかも）




騒いでる本人達はわからんのだろう

酒も入ってるし



私にも覚えがある

ついつい仲間と盛り上がり過ぎて深夜まで騒ぎ


そして翌日、

・・昨夜は周りに迷惑をかけてしまったのでは・・

と反省


１人・・１人いればいいのだ

「もうちょっと静かにしよう」　って言う奴が１人



そんな１人になろうと思う












翌日はもう帰るだけ


夏休みはまだ数日残しているが

お天気下り坂だし、家の草刈、それに墓参りもしたいので

帰ることにした






さらば、早池峰山








帰りは　遠野からまた三陸に戻った







途中立ち寄った

陸前高田「奇跡の一本松パーキング」






ここでお土産を購入


奇跡の一本松はここから６００メートル程歩く

けっこう暑かったので　それはパス



遠くから撮影のみとした







この旅　最後の戦利品











その後常磐道で無事帰宅


と思いきや

下り線　いわきの先　渋滞表示




渋滞道は通りたくなかったので

初日に訪れた　いわき市内の漫喫で時間を潰し




深夜１時ごろ　なんとか自宅にたどりついた





（おしまい）














【感想 ・まとめ】

今回、初めて青森の地を踏んだ訳ですが・・

出身者の方、またはご在住の方が聞いたら

気を悪くするかもしれませんが

言わせてもらいます


いやいや、青森県って　どえらい田舎ですな・・


戻ってから思う、

あれ？ビルってあったっけ？・・と
（たぶん、あったと思います）


同じ北国なんだけど なんでしょうかね北海道とは

田舎感が違いますな、逆に北海道の方が都会ですよ

利便という面でも北海道にはセイコーマートってのがそこらじゅうにあって

なにかと便利なのだが、

青森県はそのちょっとした店もない


だけど、まあ、

そんな素朴で懐かしい田舎感が素晴らしい


来年は北海道行こう・・って思ってたけど

もしかしたらまた青森に行くかもしれません

そのぐらい気に入ってしまいました




では




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