「休日野外生活」日記　

  

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「秋の信州キャンプ」の本題に入る前に

ちょっと　のうがき　言ってもよろしですか



これは、あくまで私の持論ですが

オートバイの外観イメージって、
大きく分けて２つあるように思うのです


その二つとは・・

ひとつは男性系、そしてもうひとつは女性系





例えるなら、ドカティの外観なんかは女性的なバイクだと思う

反対にBMWは男っぽいデザインのバイクが多い


異論はあると思いますが

乗るなら　 　私は 女がいい・・



私の愛車 ヤマハ TDM８５０ (９９年式) は
自分的には 女性系ルックスのバイクだと思っている


最初、ちょっとブサ かな？ と
思っていた愛車TDMだが、
なんのなんの、付き合えば付き合う程
個性派美人に見えてくるから不思議なもんです


そして、
私にとってコイツの魅力は なんといっても

押しも押されぬ

不人気車 であること


「愛に飢えているんだね・・わしだけでも愛したろかいな・・」

という思いが　愛しさ　をつのらせる




そんなラブリーな愛車を、今年の３月に
あろうことか、１度 立ちゴケの災難に合わせ

そしたら今度は 不覚にも

本ゴケ 　(;´д｀)




ＤＶのダンナに嫁いでしまった不幸なオンナ、その、現在の顔




人間の顔で言えば 頬にあたる部分

・・せっかくのチャーミーフェイスが台無し・・



しかし、今の私に専門塗装業者に出すほどの経済的なゆとりは

ない ・・


カミさんに打診しても、

「休みの日にほっつき歩いてないで、
バイトでもしろ」
と、一蹴されるだろう


なので


「苦労かけるな、よしよし・・わしが
これから治してやるからな」

と愛車に語りかけ、カウルをそっと取り外す





サンドペーパーをシコシコ、その後 台所用洗剤
で油分をゴシゴシ落とす







マスキング後、

缶スプレーで塗装



ちょっと 仕上がりが荒い が

よし よし、こんなもんだ と妥協


そして

乾燥させ


はい、できました





祝 愛車 　復活



「おいおい、塗装が剥げているところが
.見えてるじゃないか、いいのかこれで？」


と、ツッコミたい方もいらっしゃるでしょうが


ご心配なく



これ、張りましたから


娘が持っていた


これです




ニコちゃん シール



(-_-;)
貧乏臭いですか？

・・センスがない?

モンスターエナジーの
爪跡のやつにすればよかったですか?



まあ、冬のボーナス入ったら、
ちゃんと直すつもり

(支給額によりますが・・)


このバイクを何処かで見かけたならば
お声をかけて下さい




すみません　前置きが長くなりました

どうしても　この　復活物語を載せたかった



愛車も無事?復活したことで　

ツーリングキャンプ出撃日記です

題して　

「ちょっとだけ紅葉
秋の信州ツーリングキャンプ」

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9月の２７日　土曜日

午前２：３０分起床

オジジの習性か
この時間に一回、目を覚ますのは毎度の事


いつからだろう・・
私の寝室から目覚まし時計が無くなったのは



物音たてずにこっそり準備

それは、カミさん起こすと怒られるから・・・




そして


午前３：２０分　エンジン始動


しばし、暖気の後、チョークを戻す

時間も時間なので、軽く吹かしてみる

「ドリュンッ」と軽やかに吹け上がる排気音

ほんのり漂う　芳ばしいエキゾーストの香り

・・今日も愛車の調子はいいようだ (ニヤリ)

車の排気ガスだと気持ち悪くなるのだが、

バイクの排気ガスは何故か 心地よい


ギヤを１速に入れ、クラッチを繋げると

エンジンのトルクが車体が前に押し進める

すかさず、スロットルを回した

独特のツインエンジンがアスファルトを蹴るよう

にグイグイ加速してゆく


日常の煩わしさや、しがらみから逃れられる瞬間

・・これだから モーターサイクルはやめられない







まだ薄暗い中央高速



ユーミンの「中央フリーウェイ」と
クールスの「紫のハイウェイ」

気分がノッているのか、

そんな７０sポップスを口ずさみながら

夜明け前の高速道路を

爆　走
（常識的速度内で・・）





私はバイクで走りながら、たまに、歌を歌う♪

いくら大声でシャウトしても周りには聞こえない

フルフェイスは口の動きも周囲から悟られない

それがいい・・


音楽は好きなほうだ。 だが・・・しかし、

自慢ではないが、私は 歌がヘタ・・・

１人で口ずさむ時は、

なかなかイケテるじゃないか・・などと思うが、

マイクを持つと、どうしようもなく、ヘタだ


それに比べ、最近の若い奴は皆・・歌が上手い

凄く上手いわけではない、でも皆、そこそこ

なぜか　上手い


なんだろうか　この差は？

カラオケボックスとやらで学生の頃から

鍛えているから、その恩恵なのか・・


私が10代の頃などスナックにいかなければ

カラオケなど無かった

それもエイトトラックのやつだ

しかも歌詞本見ながら・・


今の若い奴に 「エイトトラック」などと言っても

「・・なんすか それ？」 と 通じまい・・・


それどころか、奴等は あの

ベータ、VHS戦争を 知らないのだ

「どこの国の戦争っすか?」と言うありさま

「わしは不覚にもベータのデッキを、買ってしまったんだよ・・」

と言っても 「はあ・・?」 と話が通じない





などと、ジジ臭く、どうでもいいことをぼやいていたら

談合坂サービスエリアに到着しました

こちらで、朝食と休憩



何年ぶりだろうかここに寄ったのは

いやーー、いい建物になっておりますな、
設備も充実していて、洒落た売店に、
洒落たレストラン


・・でも

私は お祭り広場のようなサービスエリアより
ドライバーが羽根を休めるこじんまりとした、
パーキングエリアの方が好き

もっと言うと　そこの安いメシが好きですな





大月インターで下り
そこから、国道２０号線




勝沼あたりのブドウ畑から南アルプスを望む



いい天気になった

前回に引き続き絶好のキャンプツーリング日和





突然、睡魔に襲われ ベンチで朝寝した
韮崎あたりの公園から望む富士山





ルートは色々迷った

走りを取るか、近道を取るか・・

ただ、あまりにも天気がいいので
141号線で清里抜けての道を選択

そう、この道は、交通量は少し多いが　
なにより見晴らしがいい



左手には南アルプスの雄姿





黄金色に輝く田園

そして

正面には八ヶ岳



（側道の農道より撮影）



・・最高ではないですか




１４１号線から２９９号線に入る

八ヶ岳を時計とは反対に回るかっこう



標高の高い所はすでに紅葉が始まっておった






本日の走りのお目当ては

この絶景ワイディングロード

ビーナスライン











美ヶ原

なかなかの賑わい





いやいや、秋の絶景ロード 満喫 満喫


さてさて　
至福のワイディングロードも堪能したので

キャンプ場に向かうとする



今宵、お目当てのキャンプ場は・・・

「ミヤシタヒルズキャンプ場」




ここは、知っている方も、多いでしょう

美が原の南東に位置し
この周辺を走ったり散策するにはいい拠点となるのではないでしょうか



国道142号線から少し入ったところで
看板が見えた



そして、この看板を入るのだが

オンロードバイクの方はここで注意
それは、砂利道の上り坂

しかも、狭い


もし、
これからオンロードビックバイクで行かれる方に
アドバイスをすると

バイクは看板から少し上がった、右のテントエリアか、その付近に停めて
歩いて管理事務所に行く事をお勧めする

（オフロードバイクは上まで上がって問題なし）



案内板を見るともう少し上が管理事務所のようだ




ここが管理事務所





ソロバイク料金１２００円を支払い

案内図をいただいた



ピンクでマーカーされたのがバイクエリア
この中でしたら何処でもお好きなところへ
どうぞ、とのこと



ここのキャンプ場は、緩やかな山の斜面を
所々切り開いてサイトにしたような感じ
キャンプ場のエリア全て回ったわけでないが

けっこう広い
各エリアに別れ、そこそこスペースはあるが、
番号を見ると、かなりゆとりがあるようだ

余り客を詰め込まない感じとみた



こんな感じでテントサイトがある
真夏の日差しも木葉が遮ってくれそうだ

林間サイトでまったりするのが好きな方には
たまらないだろう





こちらが、バイク用のサイト




ここが一番 入り口から近く、大きなバイクでも
入り易い



さてさて、どこに設営するかだが、

一番奥が日当たり良さげなので、
そこにするかな、と思っていたら、ちょうど
一緒に入場したホンダに乗ったお兄さんも
その場所狙っていたらしかった

お互い譲りあったが、年の功で私がそこに
設営することになった

ホンダのお兄さん、(^.^)(-.-)(__) その節はお譲り
頂き ありがとうございました
この場を借りてお礼いたします



設営を終え

キャンプ場を少し散策

・・その 感想


このキャンプ場の特筆すべき所を一言で表すと


「ウッディ」　



深い森に囲まれた森林サイト
(草原サイトもある)


ウッディなログコテージ





ウッディなトイレ
簡易水洗だが 清潔です





ウッディな炊事場





ウッディなランドリー





ウッディな水場　（湧き水）


それぞれ手を入れ、こだわって作っている
こういうキャンプ場に ハズレはない



そして・・・


とどめは



ウッディな　すのこ






これ、テントの下へ敷く用らしい

最初、いらないかな、と思ったが
尖った砂利があるのが目についたので使った


感想としては
これは、使ったほうがいいと思う
砂利だけでなく、ここの土、粘土質みたいだから
けっこうこびりつく
（場所によるかも）






設営も完了したので、バイクで５分位の
温泉施設へ向かった

温泉施設は付近にいくつかあるが、今回は
一番近い
和田宿温泉　ふれあいの湯

５００円で入れます

比較的空いており、長くゆったり入れた
(私が入った時は)

バイクで長距離走った後の温泉は格別







風呂上りのビール風飲料



「今日もよく走ったな・・」　と

そして無事だったことに　乾杯





本日はこれを持ってきた





火起こし器


焚き火台　持ってこようか迷いに迷ったが
かさばるので、今回は火起こし器のみ

これを、火起こしとバーベキューグリル代わりに使うという
一石二鳥のもくろみ


ただ、このもくろみ

火起こし器の煙突効果なのか、
やたら火力が強く、せっかくの虹鱒と鶏肉が


焦げ焦げに・・(￣▽￣;)



しかし、

ことわざで例えるなら
「ケガの功名」　というのだろうか
「ひょうたんからコマ」
というのが正解なのだろうか

その野性味感あふれる苦味ばしった焦げ焦げが

今宵のお供 バーボンの荒々しい味に

　合う






したたか酔ったので、そろそろ寝るかな
と思いきや時、

めったにメールなどよこさね妻からメールがきた

「火山噴火、生きてるか？」
の短文

「なんのこっちゃ」　とこちらも短く返信して
寝袋に入る

(テレビラジオの類いは全然見てないので、
御嶽山の噴火は翌日 知る)

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翌朝



帰路が長いのと、渋滞がいやなので飯も食わず
早めの撤収



朝の撤収で難儀するのは、
朝露に濡れた　びしょびしょテントのフライ
では ないですか?




しかし


その時、役に立つのがコレコレ



ホムセン箱の上に引っかけた ゴムネット

ここに濡れたフライを挟み
休憩のたんびに裏返したり、たたみ直したり
するうち、家に着く頃、ある程度乾いてくれる


きっと近くに設営していたホンダのお兄さんも

・・なんだよ、あれ、いいな、
ホムセン箱って便利だな、真似しちゃおうか・・

などと思っているだろう
（・・・違うか）





帰りも青空ロード




しかし、いつ訪れても 信州はいいですな

なんというか　空気がいいのですよ


ミヤシタヒルズだけでなく、いいキャンプ場も
いっぱいあるし

もう少し近ければいいのだが・・





帰りは下仁田抜けて 関越道経由で

無事帰宅


では