「休日野外生活」日記　

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北海道旅　最終日



吹上温泉　白銀荘キャンプ場で

朝を迎えた











天気はよろしゅうございましたな

この時点では・・・



本日は苫小牧まで行き

夕方のフェリーに乗らねばならない

北海道の滞在は5泊

あともう少し滞在したかったが、何事もその位が

余韻が残り、いいのかもしれない






ささっと撤収して　

朝　６時に出発








前方に1台のカブ

群馬から来たおじさんだ（私よりも年上）

これからサロマ湖まで行くと言っておった


私より年配のライダーに遭うと心強い

ワシもまだまだこれから･･

そう思えるからでしょう


追い越し際に手振りで挨拶を交わし

峠を下った








天気はいまひとつだが

雲がなかなか幻想的






更に南下すると


完全雨降りモードに



カッパを着込み　爆走


本日も　あの　テーマ曲は不発


代わりに口ずさんだのは


♪おとこのい～じを～　みせるでや～んす～～

と、　ど根性ガエルのテーマ曲



そんな、歌が出てくるちょっと我慢のライディングとなった





しかし、あれですな･･　　


私･･

実写版には違和感ビシバシですわ･･


あのキャスティングがハテナ

ヒロシ、デカ過ぎじゃないっすか？

ゴリライモが強く見えんのです、

前髪くねおがヒロシってよっかたんじゃないですかね･･

よし子先生？･･･　　梅さん？･･･

京子ちゃん？･････････････

（薬師丸は何故か許せる・・）


でも

まあ、作り手の色んな都合あるのでしょう

創作するのって大変ですから

この　駄ブログだってけっこう大変なんですよ





･･と、どうでもよい話はこのくらいにしておいて




夕張に入った




夕張・・といえば



メロン・・・


まあ・・


それもありますが



これです




これ



第1回日本アカデミー賞受賞作品

幸福の黄色いハンカチ

その　ロケ地





こちらはそのセットを残しております






こちらが受付


料金は５２０円



あのほったて小屋見るのに　520円かい･･

どうすっかな･･

などと、また貧乏性が出始めた

しかし、

一昨日の五郎さんの家の後悔があったので

料金を支払いました

実際のロケ地から移築したんでしょうか？











ここが、ギャラリーになっていて



映画の衣装や、脚本なんかが展示されている

あの武田鉄矢のカーボーイハットもあった



皆さん熱心なファンなんでしょう

モニターから流れる映像を

食い入るように観ておりました






これは実際使われた車



天井や壁にヒラヒラしている黄色い紙は

テーブルに小さな黄色い紙辺が備え付けてあり、

「家族が健康で健やかに」　とか

「健さん、ありがとう」　とか

「○○子と幸福になりたい」　など


そんな願いや、感謝の言葉を各々が書き

好きな場所に貼っていた





私は・・・

なんでこんな事を書いたのかよくわからないが



ささっと書いて、窓枠に画鋲で刺した


（お前の字がへたくそ過ぎて読めんわい・・というつっこみはご容赦）







苫小牧に向かう



雨は止んだ


ようやく、カッパを脱ぎ

先を行く




千歳空港の近くかな

飛行機が見えます





昼飯は苫小牧港に近い

カレーラーメンで有名なココで


熱々カレーラーメンを食す








ちょっと時間が早かったので

支笏湖でも行くか・・

と思ったが、雲行きが怪しいので

この、苫小牧港近くの

この入浴施設で時間をつぶした


８５０円也で休憩所完備、飲食、仮眠も出来ます




4時過ぎにフェリーターミナルに到着した


苫小牧のターミナルは

フェリー2社が乗り入れしている為か

大洗より大きく、土産物屋も充実していた




やがて、5時過ぎに

バイクの乗船案内があり、

指示に従ってバイクを進めた


行きの船とは違う　サンフラワーさっぽろ

ふらの号より大きく少し豪華な気がした


こちらが船内








そして　問題なのが

私の部屋

そう

あの・・・　　恐怖の

エコノミーざこ寝部屋



行きの船は隣との距離が近すぎて

寝返りも出来ず、

隣の方の寝息が私のうなじをくすぐり

悶絶しそうになったが･･






チケットに記されている自分の寝場所
No.22に行ってみた





おおおお～～　来た時の船よりも　隣がぴったりくっついているでないか

ま、また、薔薇族の世界か・・・


も、もしかして、フェリー会社は

オジジ達をピッタリくっつけ合わせて、

｢仲良くして、親睦を深めろや、ククク｣　

と、おもしろがってるのか？



フェリー会社に悪意を感じ、

もう、酒だ飲んでベロベロに酔うしかない　

寝ゲロ吐くまでのんだるぞ


・・などと　思ったのだが


帰りの船は空いており、半分も埋まらず、

皆、ひとつおきのマットに寝場所が配置され

ゆったり寝れました

この位の余裕だとこの安々エコノミーでもいいか、と思えてしまう


入浴の後、


晩飯は、

もう　船乗ったら

これ食わんと・・状態になってしまった


どんべえ





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そして夜はふけ
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翌朝




往路よりもウネリがあり、少し揺れたが

船酔いする程ではなかった。







海を見ながら

船旅ってのもいいもんだな、などと思い

やがて、

船乗りって仕事もいいな・・

小さくても自分の船持って、そんで

いつも海観てたら　心も広くなるんじゃなかろうか・・

ふと、そんな　叶わぬ事を連想した。







大洗港に到着




ああ、やっぱり関東は暑い・・

そんな現実に急に引き戻された


案内に従い　　下船







帰る途中

キャンプ道具積んだこれから北の大地に向かう

いい顔したライダー達、数台とすれ違った


そんなライダー達を見てたら、暑いというのに

無性に味噌ラーメンが食いたくなり、




バリバリ伝説読みながら　みそラーメンを食べた



そして

北海道とは違う色した稲穂を横目に、

自宅のある、南にバイクを走らせた・・


（終）


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今、振り替えってみると、

なんのドラマチックな話や、

ましてや、アバンチュールなど欠片も無く、

北海道までやってきたというのに、

飯は相変わらずの貧乏飯

(おかげでちょっと痩せた)


このブログを見て、

｢よし、俺もホッカイダーになってやるか｣

などと思う方はそうそう居ないと思いますが

今回の　旅のまとめ　を綴ってみました








【北海道の気候】

私が訪れたのは８月上旬

ウェアはコットンのライジャケにジーンズ
中は半袖Tシャツ１枚
長袖も持って行ったが、袖を通すことはなかった。
海沿いや道東は、空が曇るとこの格好では
寒かったが、我慢出来ないほどではなかった。
富良野などの内陸は太陽が出るとと逆に暑い

インナー着脱式のメッシュジャケットがいいなと思う
寝袋は夏用でじゅうぶんだと思った。
ちなみに、キャンプ場では常に半ズボン。



【旅の宿】

私の場合、雨降ったら宿に泊まろうと思っていたが
結局５泊ともテントに泊まった。
なんせ小学生の時はテントマンと異名をとった位ですから。(ソロキャンプのテントを買ったの巻　参照)

北海道のキャンプ場全て回ったわけではないが、
ツーリストには優しいキャンプ場だと思う。
通りすがりに見ても、
おお、ここいいな、　と思うキャンプ場ばかり。



【装備】

基本的にいつものキャンプツーリングと変わらない。
着替えが増えるだけ。
ただ、この着替えがかさばるので
圧縮バックの類があれば良いと思う。

そして持って行って良かったと思うのは
蚊取り線香と虫除けスプレー
私は勝手な想像で北海道には蚊が少ないのでは
と思いこんでいたが、実際は多い・・
やつらも活動期間が短いのでやっきになって
獲物を探すのだろうか。



【買物】

私はスーパーを見つけては、
その日の食材を購入してクーラーバックに
氷と一緒に入れておいた。
スーパーで売っているものは関東とあまり変わりません。
物価は東京千葉と較べるとちょい高かな・・
また、いたる所にセイコーマートという
ローカルなコンビにがあるので、
そこで食材買うのも、量的に丁度よく、
ありかなと思う。
ただ、グルメ的には少し悔いが残る。
もう少しこだわりの食材を食べたかった。



【旅のデータ】

走行距離：２０００キロ（だいたい）

燃費：２２キロ（だいたい）

宿泊費：２０１０円（ゴミ袋含む）

朝飯、昼飯代：１万使ってないと思う

最高額のランチ：１３５０円（天ざる）

入浴代：２６５０円

飲んだ酒：ブラックニッカ小瓶、竹鶴、アーリータイムス、いいちこ（小サイズ）、ビール風飲料多数

旅の総費用：１０万くらいかな（ガソリン代含む）

出会った野生動物:　シカ(2回)、キツネ(2回)、
クマ(0回)

出会ったネズミ捕りの回数:　１回

(あんま、参考になんねえな、というご意見はご勘弁を)






【最後に】


実はこの旅、ある人に誘われたものだった。

北海道には行きたいと思っていた。

いつかは行こうと思っていた。

だが、娘は私学に通い、家のローンも毎月私の

肩にのしかかり、なにしろ薄給なので当分

北海道は無理、そう、思っていた。　だが

上手い口上に誘われ、その気になってしまった。

今でしょ、いま　(ちょっと古いですか)

そう、思ったのか、

♪やるなら～いましかね～え

と五郎さんの歌が聞こえてきたかは定かではないが

この夏行かなければいつ行けるのだ？

と北海道行きを決めた。

だが、諸々の事情で休みが合わなくなり、結果的に

終止　独り旅となってしまった。

ただ、孤独感はいっさい感じなかった。

私のようなお仲間がたくさん居て、

すれ違う挨拶だけでも、心の充足となった。

そして、北海道の空気を吸えば吸う程、

ため息がちな日常の、心の澱みたいな物が

身体からすうっと抜けてゆくのを感じた。


バイクでツーリングが好きな方、旅が好きな方、

まだ、北海道行かれた事のない方がいらしたら

１度行かれてみては･･とお薦めします。

特に、ソロキャンパーにはきっと、至福の時間

を過ごせるキャンプ場との出会いがあるように思う。


私にはもう叶わないが、子供が小さければ

家族で北海道を廻るのもいいな、と羨ましく思い

そんな家族を多く見かけた。


それと、チャリンコ。

キャンプ道具積んで北海道を巡っている

サイクル野郎をよく見かけ、

キツそうだけど達成感が凄そうだな、と思った。


もし、今度、北海道行く機会があれば、

是非、釣竿持って行きたい。

知床あたりの河口で、カラフトマス狙っている

釣人をけっこう見かけた。

次回はあれやってみたいと思う。

まあ、金もかかるし、他に行きたい所もあるし、

次は何時北海道に行けるか　わかりらないが･･･



お小遣いを大量に使ってしまったので、

暫くは禁欲生活。毎日手弁当、酒は自宅で

大五郎の水道水割です･･


次回の出撃は9月の5連休に狙いを定めておりますが

さて、さて、どこを目指すか？･･


でも、夏が終わる前に

海水浴キャンプにも行きたい、

などと思う今日この頃です。



お付き合いありがとうございました。

では･･

また










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