「休日野外生活」日記　

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いやいや、

あれですな

終わっちまいましたな

クールビズが･･


このさい、一年中クールビズでいいと思うんですけどね


そんでまあ、いつものように　どうでもいい話なんすけどね


実は

もうすぐ私、

５２才になるんですわ･･

私は世間一般でいう　サラリーマンっていうのをやっておりまして

まあ、私の場合　サラリーマンの前に

｢しがない･･｣　とか

｢うだつの上がらない･･｣　とかいう形容詞を持ってくると

ぴったりハマる訳でして･･(^_^;)



私位の年令のサラリーマン

そんで、そこそこ頑張ってきた方は、

「課長」とか「次長」「部長」、人によっては

よし、これから　役員狙ったろか

というバイタリティー溢れる方もおるんじゃないですろうか



まあ、お恥ずかしい話なんですが

私の役職はですね・・

何を隠そう

主任　というこれがまあ

実にフレッシュ響きを持っておるんですわ


漫画の世界で　只野仁は特命係長ですが、

私は、５２才で主任ですぞ　ただの主任


社内では、
｢只野主任!　書類１００部作っといて｣　とか
１０才年下の課長にこき使われておるんですよ



・・でもまあ、

それはいいんです･･


出世街道から大きく外れたアウトサイダー

別に悔いても嘆いてもございません


ただ、

名刺を出す時が少し恥ずかしんですなこれが

ぷっ　いい年して主任かよ　みたいな･･

私にも、見栄っていうのが少し残っておるんですな


だから、課長に

名刺の肩書き、チーフプランナーとか、テクニカルダイレクターとか

そういう訳のわからんやつにしてくれ

と頼んだら、


「そんな事出来るわけないでしょ！」

て一蹴されましてな

ええ、そういう柔軟さは　一切ない会社ですからな


まあ、ここまではどうでもいい愚痴です


ここからが本題


その課長に１０月の３０日(金曜日)
呼ばれまして

本当は３１日(土曜日)　休日出勤の予定でしたが、

休んでいいよ、つう事になりました


突如現れた休みっつうのは嬉しいもんです

なので、これは行くしかないな･･

と思い

急遽、出撃決定



時節柄、世間様では

ハロウィン

ってのが盛り上がっておるようです


私が子供の頃、そんなもんはありまへんでした

今だに何のお祭りかよくわかりませぬが、

行ってまいりました、

ハロウィンナイトに･･



前置きが長くなりましたが、題して


【ハロウィンナイトに･･あのキャンプ場に行ってしまった】

･

･






早朝

５時　自宅を出発







外環自動車道です



空いているからといって飛ばしてはいけません

ここの覆面の多さは有名







関越道に乗ります

ちょっとした渋滞を抜け





入間でおりた



本日のルート

外環
↓
関越
↓
圏央道
↓
秩父
↓
軽井沢




そう、本日の最終目的地は軽井沢


そして、目指すキャンプ場は

群馬県は北軽井沢にある



北軽井沢スイートグラスキャンプ場



どうですか　この、ショボくれたオジジを寄せ付けぬ

なんと高貴なネーミング


軽井沢だけでも近寄りがたいのに

スイートグラス　ときたもんだ



どうせ、エイ出版だとかの雑誌に載ってるような、

オシャレなキャンプ術だとか語ってる輩が集う、

お高くとまった高規格キャンプ場だろ

そんで、たいして儲からんソロキャンパーは相手にしないんだろ

ワシには無縁のキャンプ場だわい　ケッ

ってなもんで

今までは近くに寄ろうともしなかった


ところがところが

ネットで

スイートグラス　ソロキャンプ

などと検索すると、これがけっこうヒットして

皆様のブログを拝見すると　

なにやら　よさげ・・


そんでキャンプ場のホームページを見ると

2011年よりソロキャンパーを受け入れ、

専用サイトを作っているそうな

価格もシーズンによるが、500円からとなっておった


ご、ご、･･５００円



偏見的な色メガネで見ていた自分が恥ずかしい

そう、思いました



そうなんです、

この軽井沢スイートグラスキャンプ場は

我々、難民　(オジジソロキャンパー)　を　

懐深く受け入れてくれる

あの豊な経済国家、


ドイツ国のような優しいキャンプ場だった・・・










秩父到着




けっこう混んでました

こういう時思ってしまう

みんな紅葉見物に行くのではないかと･･










秩父抜けて更に渋滞は続く










299号線

ここらでやっと空いて

ツーリングらしくなった



ただし天気は曇り空











昼食は道の駅前にあるこのお店






もり蕎麦　６５０円なり




うーん、

旨いんでしょう　きっと














下仁田あたりまで来るとやっと晴れてきた













国道１８号　碓氷峠バイパス










軽井沢に到着














中軽井沢抜けて








ツーリングマップルだと分りづらいが

看板を見つけたので案内に従いバイクを走らす







この辺りの紅葉はピークを過ぎた感がるが

落ち葉がいい雰囲気を作っている












到着

結局、８時間もかかってしまった






北軽井沢スイートグラスキャンプ場








(^o^)　ウホホ

やってますな

ハロウィン












しかし、場内に入り


何となく悪い予感･･


心に灯る危険信号





お祭り騒ぎの雰囲気

そう、場内に漂う　

ディズニー臭

もしかして、ここは

客の事を｢ゲスト｣とか呼ぶキャンプ場なのではないか？


♪ズンチャ　ズンチャ　と
トムウェイツみたいな曲が鳴り響いている

これはハロウィンの曲なのか？･･







やっぱり･･混んでいる







いや、ただ、混んでるだけではない

この、なんとも馴染めぬ空気









何ですか･･･これ



ディズニーのインディアンのアトラクションを思い出した












子供がスキップ･･




幸せファミリーが溢れている







もしかして、今宵ハロウィンナイトはハッピーファミリー限定なのだろうか

場違い感と　居心地の悪さを感じながらも




受付に赴いてみると


スタッフの方はハロウィンの衣装に身を包み

大勢の客の対応に大忙し











受付が混んで列をなしていた




並ぶか･･と思うも




自分が果たして

ここに居ていいのか？

と　しばし　自問自答し・・・



結局

逃げるように　このキャンプ場を後にしてしまった






だめだった･･

このアウェイ感に完敗


とてもとてもこの　ルンルンキャンプ場に

私のすいかテントを張る勇気がなかった


・・スイートグラス　恐るべし・・











もう、こうなったら　あそこしかない

と紅葉のワイディング道路を爆走






３０分後　無事到着




草津高原キャンプ場


ここは二回目の訪問

予想どおり　ハロウィンの八の字も見当たらない







こちらが受付



これですよ　これ

受付の佇まいはこうでなくては　

ああ～　癒される・・






すんなり、受付完了

そう、キャンプ場の受付で並ぶなんぞ論外









てきとうな場所に設営完了


なんだろうか、この我が家に戻ったような安心感は・・・





この日はけっこうヤングが多かったです

ファミリーはあいかわらず　ゼロ

女子もゼロ

そうなんです、ここの女子率は低い

だって、女子便所がないもの･･





この日はバイク乗りがほとんど

それと、大学のワンゲル部だろうか、徒歩の団体がいた



ファミリー７０％、グループ２０％、カップル８％(私の推測)のスイートグラスとは真逆の客層

同じキャンプ場なのにここまでの違いはなんだろうか



予定外の草津入り

ここに来たらやっぱ　温泉入らんと　

と　風呂に行った








いやいや　ええ湯だった

やっぱり草津の湯は格別ですな・・


しかし


草津だと
キャンプ場１５００円、温泉８００円
計２３００円

これが桧枝岐だと

キャンプ場７００円、温泉３００円
計１０００円


やはり　桧枝岐のコスパは最強ですな・・












今宵の晩飯



パック入りおでん






そしてポン酒



清洲城信長とかいう訳のわからん酒



おいおい、あいかわらずの貧乏飯だな

とお思いの方




フフフ

このメインディッシュがあるんですな





じゃじゃ～～ん
（ってほどでもないが）



元祖

峠の釜飯













炭火で暖める



酒は人肌 ぬる燗、

おでんは熱々、

釜飯は焦げ付かぬよう程ほどに・・



この大和魂溢れる献立を

あの、バテレンのお祭りにうつつを抜かした
スイートグラスのキャンパー達に

見せつけてやりたかったわ

などと　ぶつくさ言いながら日本酒をグビリ











釜飯　　旨し！














ひさしぶりに煙草を買ってしまった





月向かって煙を吐く




私の場合、だんだん体が煙草を受付なくなり、

自然と煙草を止めてしまったが、

たまに吸いたくなるんですな　これが・・






月のきれいな夜でした








しばし　


就寝











八時半に寝てしまったので

あんのじょう夜中に目が覚めてしまい


１人二次会となった




さすが、高原　冷え込みはなかなかのもの

ガスコンロに火をいれ、暖をとり


キンキンに冷えたビールを飲む


これがまた　　旨し！




そして　思う



ハロウィンキャンプしてみたかったな、

チャレンジしてもよかったんではないか･･

と、そう思った


安易に居心地の良いこちらに来てしまった事を

少し後悔していたのだ


正直言うと･･

ワシもお洒落キャンパーの仲間入りしたかった





実はあそこに　ソロキャンパー居たんですな

あの雰囲気の中で１人でキャンプするとは

ある意味　猛者



私も修行がたりませんわ

いつかリベンジしてやる・・・



などと考えていたら眠くなったので　


二度寝












翌朝














朝焼けが紅葉の山並みに当たり

美しい




なにげにこのキャンプ場　眺めがいい






関越自動車道下り　午後の渋滞予測４０キロ

などとラジオで言ってたので

飯も食わず　そそくさと撤収








８時にキャンプ場を後にする




けっこう寒い




それもそのはず

道路にある気温計はマイナス２℃となっていた

















145号線から県道28号に入り

榛名山にむかう





ここは裏榛名と呼ばれる快走路







連続する高速コーナーが気持ちい










榛名湖に到着























榛名湖から伊香保に向かう

まるで北海道のような直線








この先の峠道は　

あの漫画の舞台になった道ですな






それはこの作品



頭文字D








あたまもじD　ではありませんぞ


イニシャルD









ハチロクが

数々のバトルした


秋名のダウンヒル














ハチロクがGTRをとらえた

５連続ヘアピン













この道、あの漫画の影響でドリフトするやつが多かったのだろう

アスファルトに大きなうねりを作ってます

すごく走りづらい



実際、昔から地元の走り屋がバトルしてたんでしょうな

私の地元では、こんなワイディングがなかったので、

もっぱら直線を競う　ゼロヨン　てやつが流行ってましたな

土曜の夜は　よく出かけたもんです









伊香保温泉に到着





伊香保でステッカーでも買うか

と思うも

伊香保じゃなあ・・・



と　みやげに温泉まんじゅう買って帰りました






おしまい















【あとがき】


北軽井沢スゥイートグラス

すごくロケーションのいいキャンプ場でした

ファミリーだったら最高ではないですか

ソロキャンパーが行くには一番悪い日だったかもしれません


いつか再訪します


では






なんだ結局ハロウィンキャンプしなかったのか・・
でも、ぽちっとしてやるか　という心広し方
　m(_ _)m
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こっちもエントリーしましたが
圏外になっちまいやす
助けて下さい・・
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