2014年05月01日
矢筈公園キャンプ場と南アルプス
ゴールデンウィークですな

まあ、中にはゴールデンウィークが
稼ぎ時で 「仕事」 という方もおりますが
私の勤める会社はいわゆる
「暦どおり」 という休日設定
しかし、
私の場合、 仕事が
チョー 暇
という事もあり
上司から
「休んじゃえば、来なくていいよ」
などと、あっさり言われ
ちょっと複雑な心境では
ありましたが、
夢の11連休となった次第です
さてさて、どっか旅にでも行くか
と思うも
しかし・・
暇はあるが
金が無い
ということで
何処か安上がりで、いいとこ
ないか?
などと
連休前日まで迷っておりました。
結局、
残雪の残る
日本アルプスの山々でも眺めながら
太平洋から日本海へと抜け、
島国ニッポンの意外な広さでも
実感してみるかいな・・・
などというとこに落ち着いたのです
もちろん、予約などはしていない。
おぼろげなコースと幾つかのキャンプ場
の下調べはしておったが、日数も
含めて、基本的に未定。
あとは気の向くまま、でも、金は使わず。
みたいな・・・
名付けて
「いきあたり ばっ旅」
(すんません m(__)m
シェルパ斉藤氏の著書より引用です)
そして、
「日本アルプス」
といえば,言わずと知れた
南アルプス、中央アルプス、北アルプス、
その3000メートル級の山々が連なる
本州を南北に縦断する日本屈指の山脈
その懐を走る旅
キングオブマウンテンロードの異名をとる、
愛車2号、TDM850にふさわしい
ツーリングコースじゃありませんか
前置きが長くなりましたが
まずは初日
4月26日 早朝というか夜中というか
そんな時間に自宅を出発

まずは、松屋にて牛丼(並)を食し
腹ごしらえ
その後、京葉道路→首都高→東名高速
ときて

沼津インターで降りた
本当はうっすらと富士山が
見えていたのだが
写真に写らず残念
まず、目指すのは赤石山脈
通称 南アルプス
日本では最大級の山脈
魅力はなんといっても山が大きく
その懐の深さでしょう
が、アプローチが長く、
(特に南部)
北アルプスや八ヶ岳に較べると
マイナー
しかし、そこが「通好みの山」って奴ですか
好天の


静岡県、由比の海岸あたり
左手前方には
東名高速道路の高架と太平洋
ここらへんは・・あの場所ですな、
例のあれですよ

そう、
キリンが飛んだ場所
分かる人には分かる
知らない方には
なんじゃ そりゃ?
でしょう

どうしても知りたいという方は
(・・あまりいないと思いますが)
こちらをご覧下さい

その後
島田金谷から
国道473号線に入り、
大井川沿いに北上

右手に大井川
なかなか眺めのいい道
私の写真だと、その良さの
半分も伝わらないのが残念

静岡県といえばやはり茶畑
この深いグリーンに癒されますわい


途中、ロケーションのいい川原で
自分撮りなどしながら休憩
風も穏やか、暑くもなく、寒くもなく
絶好のツーリング日和に恵まれた
秋場湖沿いの道

新緑の綺麗な快適道をドコドコと進む
ここらはまだ静岡県浜松市

こちらは天竜川支流沿いの道
更に北上し
静岡県から長野県に入ったが
お目当ての南アルプスはまだまだ現われず
そうなのです、この南アルプスという名の
連なる山脈、前面に山があるせいか、
なかなか市街地から全容が
拝めない山なのですよ、
(見える場所もある、北部の甲斐駒とか)
だから、基本的に見れる場所まで
行かないとダメ
国道152号線をひた走り
かなり、山深い場所までやってきた
そろそろお目当てのエリアが
近づいてきたようだ
以前、あるバイク雑誌に掲載された
ツーリングレポートを読み、
興味を覚え一度訪れてみたい、
そう思う場所があった
そこは日本のチロル、
などとも形容される・・・秘境
その名は
天空の里 「下栗」
ここです

下栗の里、入口
ここを入り
くねくねと曲がり
落石がちょっと怖いな
と思わせる急坂をズンズン上る
当然、道も狭い
バイクはさほどストレスを感じないが
車で通るのはちょっと億劫だろう
まあ、めったに車は通りませんが
何故、こんなトコに住居を?と
思わずにいられない

際どい場所に民家が点在している
私の写真だと全容が掴めないので
こちらの画像を貼らさせていただきました

これが、日本のマチュピチュとも
称される 「下栗の里」

ここらの道は油断出来ない
落ちたら死ぬかも、と思わせる
断崖道が連続する
やっと見えた


下栗の里より望む南アルプス連峰
そして、そのまましばらく山道を走り
「しらびそ高原」を目指す
ここから南アルプスの眺めがいいと
ツーリングマップに書いてあった
しらびそ高原に到着
標高は1900Mと高く、かなり寒い

峠にはこんなチロリアンな宿泊施設
ここから望む巨峰群

ここらは、南アルプスの中でも南の方、
赤石岳、聖岳、光岳といったところが有名
いや~いいですな、
実際はこの写真の10倍くらい壮大な眺め
南アルプスの雄姿も拝んだことですし
さて、さて、
そろそろ今宵のねぐらに向かいます
色々行ってみたいキャンプ場は
あったが
ここに決めました
長野県は
「矢筈公園キャンプ場」
お財布に優しい無料のキャンプ場
(夏季は有料とマップに掲載されている)
情報は、はちの巣サイトとツーリングマップ
しらびそ峠から30分くらいかな

矢筈公園キャンプ場入口に到着
看板では矢筈ダムキャンプ場となっている
特に管理事務所などは見当たらない

この下の広大な河原に自由にテントを張れる
この日は私の他にグループ3組、
ソロ一人、すべてバイク乗りで
ファミリーは無し
連休初日はガラガラ状態

場内案内図
実際のキャンプスペースではなく
川原がメインのテント場になってるようだ

公園と名前がついてるが、
それなりにワイルドらしい
まあ、こんだけ
山深いんだから、たまには
クマくらい出るでしょう

これがトイレ
セミボットン式

キャンプ場 奥より撮影
なんとなく、青の原キャンプ場を思わせる
そのくらい解放感がある

目の前にこんな小川があり
せせらぎが心地よい、
水深は足首位、夏は子供の水遊に
いいでしょう
早速、設営

こんな感じです

そしてここは直火OK
夜は冷え込みそうなのでこれはありがたい
焚き火、バイクの旅、そして
ワイルドなキャンプ場
チャールズブロンソンの
マンダムのBGMが流れてきそうですな
(ニヤリ)
そんな夜のお供には
やはり、これ

バーボンでしょう
NHKのちょっと陰気なラジオをBGMに
星空を眺め、
こいつをチビリチビリとやるか、
などと思った
明日もロングライド
けっして翌朝に残るような
深酒はせず、
ほろ酔いで床につこうと・・・
しかし
結局、一晩で無くなってしまった・・

一人で飲んだのではないかと思うが
・・・よく憶えていない
これは・・アル中の初期症状?・・・

お誘いの言葉頂いたので、
そのご好意に甘え、焚き火はお隣の
(50メートル位離れていたが)
BMW乗りとニンジャ乗りの方の焚き火に
あたらせて頂きました

その節はありがとうございました
この場を借りてお礼を申しあげます
酒が進んだ原因は、たしか
その場でのシモネタオヤジ話に
盛り上がってしまい、
エンジンがかかってしまった。
そんな感じではなかったか・・・

・
・
後日、その時出会った、ニンジャ乗り
N氏より
メールで写真が送られてきたので
一部をUPします
その夜、河原にいたライダー達、
焚き火を 囲んでのショット
N氏 の20年来の愛機 GPZ900R
いい感じにいじっておりますな、
A7でしょうか? (よくわかりませんが・・)
ニンジャって、マッチョじゃなく、
シュッとスリムなところが実にいいと思う、
後ろから見るとよくわかる。
長年の色々な想いがあるのだろう、
「・・もう、こいつは手放せまへんなあ」
とマグカップに注いだウィスキーを
飲みながら呟いていたN氏が印象的だった。
長年連れ添い、自分と一緒に
年を重ねる相棒がいる。
・・なんか そういうの、羨ましく思う、
自分が飽きっぽいので・・
いかにも ニンジャ乗りという、
アウトロー的雰囲気のN氏、
自由業かな? はたまた怪しいお店を経営?
などと最初 勘ぐったのですが、
一部上場企業にお勤めの方でした
失礼しました
また 何処かで

娘いわく「お酒呑み過ぎ!!」・・・どういうことでしょう・・
ともかく只野仁さまTDR・・・TDMっすね・・
当時はありがとうございました。また何処かでお会いして楽しく飲みましょうぜ!
先日はどうありがとうございました。
やはり 酒 飲み過ぎでしょうか、
しかし、これが楽しみで・・ (~~;)
また、飲みましょう。何処かの
夜空の下で

矢筈公園キャンプ場と南アルプス - 「休日野外生活」日記
が出てきたのでびっくり( ゚Д゚)
シモネタオヤジ話で盛り上がるキャンプ・・
やっぱ只野さんのブログは良いですね~

長らくコメント気づかず失礼しました。
矢筈公園、確かゴールデンウィークの頃でしたかね、何気に良いキャンプ場でしたねロケーション良く、無料で、しかも空いてるし、お勧めですよ。
