「休日野外生活」日記　

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さてさて

襟裳岬に別れを告げた私めは

海岸沿いに進路をとり

北東に進んだ訳であります











この街道は通称　黄金道路

作るのにどえらい金かかり

道路に黄金を敷き詰めた、と　たとられたそうな


断崖で施工が困難だったとか


でも･･

私の勝手な推測

ゲスの勘繰りですが


業者は儲かったでしょうな･･



またまたどうでもいい話ですが

この私、田舎の土建屋で少し働いていたことがありまして・・

別に　現場監督をしてた訳でも、ましてやドカタしてた訳でもなく

社長のこま使い兼運転手　みたいな仕事だった


結局、仕事がつまらなすぎて半年程で辞めてしまったが

社会の闇というか泥臭い所を少しだけ垣間見ることが出来た


談合なんかは当たり前、道路工事なんか、

業者が決まっていた

(現在はどうか分かりません、遠い過去の話です)


社長は議員や地元有力者にせっせと

貢ぎ物を持っていき

「よろしゅう頼みます」　とぺこぺこ



まあ、

公共事業ってのは

そのくらい美味しいのでしょう・･

(今は美味しくないかもしれません)







とまあ･･

また、つまらん話題で　話が脱線しました






こちらが黄金トンネル



このトンネルが震える程　寒かった




前回、述べたが、

本日は　鬼走りの日


ひたすら激走いたしやす



ルートは海沿い国道38号線で　釧路

そこから摩周湖を目指す




これからの写真は

はて？　これどこだっけ？

という写真なので適当に載せていきやす






どっかの道




どっかの橋




また　どっかの道






野良犬かと思ったらキタキツネだった









このあたりは釧路に入った頃かな

天気が良くなって　テンションが上がり


♪ヘーイヘーイヘーイ　ザ
　　　　ビュリフォーーデーイ♪



と激唱



そう、この日のテーマ曲も

ビューティフルサンデー










これは｢釧路湿原道路｣ですな


ほんとはこの辺も、もう少しユックリ見たかったが

ただ、通り過ぎただけ






どっかの直線道路






ここらから山道




初のワイディングロードっす



ひたすら　直線、真っ直ぐ、ストレート

これらに、少し飽きていたところなんで

コーナーが・・快感






いいですな、青空と白樺







そして



摩周湖に到着





駐車場にバイクを停めて

少し階段を登ると・・





絶景









霧の摩周湖　というくらい霧が多いらしいが

この日は視界スッキリ

これも私めの普段の心掛けでしょうか(*´-`)






ここまで、あっというまに来たようですが、

それなり時間がかかっております






そして、摩周湖の土産屋で

ブツを購入








前から欲しかった　

熊出没注意のステッカー　Get






このあたりは景色のいい場所













さて

思い出のスナップ写真も撮ったことですし


そろそろ、本日のねぐらに向かいます


その場所は

屈斜路湖畔にある


和琴半島キャンプ場


たいへんロケーションの素晴らしいキャンプ場

と聞き及んでおりやす






屈斜路湖畔沿いの道を暫く走る






キャンプ場の入り口を発見したので入ります






ここで、嫌な予感

ある文献に、

「繁栄期の和琴半島キャンプ場は混んでいる」

というのを思い出したからだ



そして、その予感の通り

近づくにつれ

なんか、お祭りのような熱気が伝わってくる





　
そして・・到着



やはり、混んでいる



関東の人気キャンプ場なら、

ああ･･まあ、混んでるね、シーズンだからね

って感じだが、北海道のキャンプ場が

こんな混むとは予想だにしてなかった





しかし、バイクエリアは空いているかもしれない

そう思い　うろうろしてると


キャンプ場のおじさんが

｢バイクはこっちだよ～｣と案内してくれた


白い線がひいてあって

おじさんが　｢この中にテント張ってね～｣

と言う


それが　やたらと狭く　猫の額

ファミリーエリアの比ではない

その中に

シングルテントがひしめいているのだ


正直、

・・ちょっとちょっと、ライダーを虐げてませんか？

と思うが


ただ、私の持論


キャンプは　ファミリーが主役



このキャンプ場は　キャパシティが広くないので

しかたないかもしれない










でも　まあ、

この素晴らしいロケーションですからね

人気も納得








こんな景色眺めながらメシ食ったり酒飲んだり

したら最高でしょう





･･･さてさて　どうするか

と少し迷っていると

同じ頃入ってきた　カワサキに乗ったお兄さんに

「どうします？　張ります？」

と、聞かれた

彼も、予想以上の混雑にどうしようか？と迷っているようだった


「・・いや、網走あたりまで行ってみますよ」

と私は答えた

「そうですか、僕も多分他行くと思います」　と彼は言う


その彼にに見送られ

キャンプ場を後にした







網走は

女満別湖畔キャンプ場まで行くことにした

なんとか日没までには着くだろう







美幌峠



この道がえかった






展望台に寄りたかったが、先を急いでいたのでスルー






ワイディングあり、眺めよしの　

素晴らしい道








日が傾いてきた

日没までにテントの設営を済ませたいので

気持ちが焦る







女満別まであと8キロの標識

なんとか日没まで間に合いそうだ






キャンプ場入り口

このキャンプ場も温泉施設と隣接している














到着







女満別湖畔キャンプ場

料金は300円也


網走湖畔の公園に

テント張ってもいいよ～　

って感じのカジュアルなキャンプ場


ただ、ここ　奥行きもあり　広いので

かなり　ゆったり張れます




さっさと設営をすます







風呂行くかな･･

と思ったが、道東は涼しく、ほとんど汗かいてない、

それに本日の食材は少し面倒、　

なので、まあ、いいか　明日入れば、

誰に会うわけでなし


と本日の夕餉の準備



昨夜が　ジンギスカン祭り　だったので

本日は・・


海鮮三昧





・・・って　ほどでもありませんな










つぶ貝

これ　刺身にしようと頑張ったが

どうにもこうにも

身が奥に引っ込んで出て来ないので


結局、つぼ焼きにした





これが･･･美味し

昨日の残りのウィスキーを、氷を満たしたシェラカップに注ぎ

･･今日はよく走ったな

と呟き

チビリと飲むと

フレーバーが喉から胃に落ちてゆく

これがまた・・美味し





網走・・・


網走といえば刑務所



私が中学生の頃、少年ジャンプで

極道高校という漫画を連載しておりやして

そこにバケモンみたいな生徒会長が出て来るんですが

その生徒会長が

「網走の夜は寒かった・・・」

という台詞しか言わない

なぜか、それを　妙に憶えていているのです・・・・






本日の走行ルート





かなりいい加減です










そして夜はふけていき

就寝

・


・


・






網走湖の夜明け

昨夜は、走り疲れから、寝袋をかけずに

寝てしまい

寒さで夜中　起きてしまった

そして、寝れずに独り二次会となった訳だが･･

身体も心も軽い

この湖、しじみの潮干狩りが出来るみたいで


早朝船がしじみを撒きに来てた





ああ、しじみ味噌汁飲んだら　肝臓にいいだろうな

などと　ふと思う・・





今日も道東は天気がよさげ

素早く撤収し、

ビューティフルサンデーを口ずさみながら

次の目的地を目指した・・・・

（次回に続く）



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